【FGO】抗えない誘惑【短編集】

#ベディヴィエール 本懐 ﾘｸｴｽﾄ ページ33

「貴女と恋仲になれたら、と考えた夜は数えきれない…。この想いをどう伝えればいいのか、この募った想いを一語一句残らず貴女に伝えたいです。もし、貴女が私の事を好いてくれているのでしたら揺らがず待っていて欲しい。貴女に忠義を尽くし、愛を囁き、絶対に離しません。貴女の真っ直ぐな眼差し、王と似ています。惚れ込んでしまいました。どうしたら、どうしたら…振り向いてもらえますか___A」



ベディはそう言って、私の左手薬指にキスを落とし静かに部屋を出ていった。

『うぅ…』


顔が熱い。身体が燃え盛るように熱い。
あんなに熱烈な告白は初めてだった。視界を閉ざしていた分、彼の匂い、体温を普段より明確に感じどんな表情をしているのか想像をしてしまい自分でも恥ずかしい。
言葉で惚れるような事はないと思っていた。
しかも、相手がベディだ。円卓の騎士であり、最後までアーサー王に仕えていた忠義そのものを表したような人物。

まさか、そんな人からこんな熱烈な告白を受けるとは思ってもみなかった私はその夜寝付けずただただ囚われたように彼の事しか考えられなかった。



「……これは」


------❁ ❁ ❁-------
ベディへ

今夜、私の部屋に来て下さい。
話したいことがあります。

Aより


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「…Aより、ですか。」

マスターではなく実名を記してある事に嬉しさを感じ、1人の銀髪の騎士はその一切れの紙を愛おしく見つめていた。


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こんばんはにょるとです。
だいぶ空きまして、すみません((
お気に入り登録者33人!?hit数9000越え!?!?
ありがとうございます…私のただの自己満小説にここまで…リクエストも…(＞＜)
コメント,リクエスト気軽にお待ちしております！

ベディには、つらつらとマスターへの愛を囁いて欲しかったんです。騎士故に私情を聞かれたくないけど伝えたい狭間で揺れている彼を書きたかった…!!!リクエストありがとうございました！
満足でした。(聞いてない)

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