第九十六:桜が似合う美人 ページ49
土方side**
________綺麗。
「.....っ..............」
俺は思わず息を呑んだ。綺麗以外の言葉は出てこない
汚れを知らないような藤色の綺麗な瞳に右目元にある黒子。一言で表せば、___美人。
『う、眩しいじゃないかい。皆こんな眩しい中生きてるのかい?』
「眩しいだァ?何処がだよ。夜だぞ、暗ェよ」
『暗いねェ.....こりゃ慣れるまでは大変だね』
眩しさに耐えきれないのか目を細めて髪を耳にかけた。一つ一つの仕草にどきっとする。
「ごっさ美人アルナ!!」
『私が?そんな訳無いだろ』
「いえ、総長は綺麗ですぜ!」
「ああ、二人の言う通りだ。Aちゃんは綺麗だぞ。なあ、トシ」
「あっ、ああ」
囃し立てるような周りの声を聞いて総長は苦笑いを浮かべている。慣れて居ないのだろうきっと。
そんな総長から目が離せない。心臓が嫌な音を立てた
『ねえ、皆。お花見しない?』
そう言ってふわっと笑った
顔に熱が集まっていく。どくどくと心臓が過活動する
「(こんな感情懲りたはずなのに)」
_____桜の下で俺は総長に一目惚れした。
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海琉(プロフ) - kiwonさん» ありがとうございます!! (2016年12月24日 20時) (レス) id: a51860819e (このIDを非表示/違反報告)
kiwon(プロフ) - 面白かったです (2016年12月24日 11時) (レス) id: b0311b2dea (このIDを非表示/違反報告)
海琉(プロフ) - きゃらめるぽっぷこーんさん» ありがとうございます!!更新頑張りますね! (2016年11月28日 19時) (レス) id: a51860819e (このIDを非表示/違反報告)
きゃらめるぽっぷこーん(プロフ) - とっても面白いです!続きが気になる笑笑更新頑張ってくださいっ!! (2016年11月28日 13時) (レス) id: 8ea8de2508 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:海琉 | 作成日時:2016年11月13日 23時