第八十一:お花見 ページ34
『んー。一ヶ月ぶり。』
「本当いつでも咲いてんだよなぁ」
一升瓶を持って千年桜の下に2人で歩いて来る
木下に腰掛けては2人でいつも通り話をしながら酒を飲む
『皆潰れてたよね。あれは明日の朝が辛いやつだろうな』
「俺らはああならねェようにしねーと」
どちらとも無く肩を寄せ合い綺麗な風景に目を向ける
この時間が大好きで、このまま時が止まればいいと何度思った事か。
それは叶うはずのない思いだけども
「おい、押すなって!」
「馬鹿、声がデカいぞ銀時」
「テメーも十分デケェ」
「いやー、綺麗な場所があったんじゃな」
「坂本が一番うるせェ!!」
草むらから出てきた四つの影
聞き慣れた声に私達は顔を見合わせた
『何してるの皆』
「い、いやァ。誰かさんが2人で密会だとか仲良いの見に行こうとか言うからァ..!」
「それお前だろうが銀時」
「馬鹿ヅラ、言うんじゃねェ!」
焦る銀時に知らん顔した坂本、馬鹿真面目な小太郎に興味なさげな晋助
もう見慣れた4人
坂本なんか今日来たばかりなのにね?本当場に溶け込むのが上手な人....
『まあいいや。今回は許してあげる』
「しゃーねーから皆で花見しようぜ」
そう言ってまた酒を飲んだ
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海琉(プロフ) - kiwonさん» ありがとうございます!! (2016年12月24日 20時) (レス) id: a51860819e (このIDを非表示/違反報告)
kiwon(プロフ) - 面白かったです (2016年12月24日 11時) (レス) id: b0311b2dea (このIDを非表示/違反報告)
海琉(プロフ) - きゃらめるぽっぷこーんさん» ありがとうございます!!更新頑張りますね! (2016年11月28日 19時) (レス) id: a51860819e (このIDを非表示/違反報告)
きゃらめるぽっぷこーん(プロフ) - とっても面白いです!続きが気になる笑笑更新頑張ってくださいっ!! (2016年11月28日 13時) (レス) id: 8ea8de2508 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:海琉 | 作成日時:2016年11月13日 23時