第六十二:愛し合った2人 ページ15
銀時side
「何処だ、ここ。」
「春じゃないのに桜が咲いてるアル。」
マヨを誘ったのだが俺が神楽達を振り切れず、彼奴も沖田くんに捕まり結局万事屋と沖田土方で千年桜まで来る事になった。
「おい、万事屋。ここ.....」
「千年桜....俺らはそう呼んでる。
四季関係なくこの桜の木は花が咲く....と言うよりも花が絶えない。」
月明かりに照らされた桜とその側にいるAはとても美しく見え一枚の絵のようだった
『今月も来たよ。でも、この前振りだね。』
鶯に話しかけたAの優しい声がする
「総長、誰に話しかけてるんですかィ。」
「総悟、あそこ見ろ。.....墓だ。」
多串くんはいち早く見つけたらしい
青崎鶯......俺たちの戦友の墓を。
「あの墓は彼奴が愛したやつの墓だ。」
「愛したやつ?」
皆は首をかしげる
「彼奴には自分の全てで愛したやつがいた。」
「相手も自分の全てでAを愛した。」
「言葉で好きだと伝えることはなかったが、」
「それでも2人は誰よりも愛しあっていた。」
皆は目を見開いた
「俺らは彼奴らに幸せになって欲しかったんだがな。」
そう言ってまた桜とAに目を向けた
その時Aは言葉を紡いだ
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海琉(プロフ) - kiwonさん» ありがとうございます!! (2016年12月24日 20時) (レス) id: a51860819e (このIDを非表示/違反報告)
kiwon(プロフ) - 面白かったです (2016年12月24日 11時) (レス) id: b0311b2dea (このIDを非表示/違反報告)
海琉(プロフ) - きゃらめるぽっぷこーんさん» ありがとうございます!!更新頑張りますね! (2016年11月28日 19時) (レス) id: a51860819e (このIDを非表示/違反報告)
きゃらめるぽっぷこーん(プロフ) - とっても面白いです!続きが気になる笑笑更新頑張ってくださいっ!! (2016年11月28日 13時) (レス) id: 8ea8de2508 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:海琉 | 作成日時:2016年11月13日 23時