第六十:二人の会話 ページ13
土方side**
夜、総長の部屋に書類を届けにいった
「(電気、ついてねェ......?)」
10時過ぎだし寝ているのかと思ったけどいつもは寝てない。
と言うか人がいる様な感じがしない
悪いとは思ったが勝手に部屋に入った
「いねェ.....」
書類は殆ど片付けられていてもうやる仕事はない
と言うか総長何処言ったんだろうか
こんな夜更けに出掛けるなんざ危ないだけだと言うのに
帰って来るまで待とうと部屋の前でずっとずっと待ってたけど帰って来る気配はない
もうすぐ夜が明ける、外で待ってみようか
そう思い重たい腰を上げた
♀♂
「万事屋、どう言う事だ。」
「どう言う事も何もねェよ。」
「朝まで連れ回すな。明日の仕事に支障が出たらどうするつもりだ。」
俺の声がえらく低いのが嫌でも分かる
「じゃあ多串くんは何でそんなにAを気にするんだよ。
彼奴だって俺らと同年代の立派な大人だ。
仲間以上の特別な感情があるからなんじゃねェの?」
「そ.....れはっ........」
咄嗟に反論が出てこなかった
仲間以上の特別な感情を持っちゃいないと断言できなかった
「十七日十一時半、屯所前。」
「は?」
「Aの事知りてェんだろ?教えてやるよ。」
そう言って万事屋は去って行った
十七日.....万事屋の言葉にのるのは癪だが総長のことが知れるのならばそれも悪くないと思った
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海琉(プロフ) - kiwonさん» ありがとうございます!! (2016年12月24日 20時) (レス) id: a51860819e (このIDを非表示/違反報告)
kiwon(プロフ) - 面白かったです (2016年12月24日 11時) (レス) id: b0311b2dea (このIDを非表示/違反報告)
海琉(プロフ) - きゃらめるぽっぷこーんさん» ありがとうございます!!更新頑張りますね! (2016年11月28日 19時) (レス) id: a51860819e (このIDを非表示/違反報告)
きゃらめるぽっぷこーん(プロフ) - とっても面白いです!続きが気になる笑笑更新頑張ってくださいっ!! (2016年11月28日 13時) (レス) id: 8ea8de2508 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:海琉 | 作成日時:2016年11月13日 23時