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変な誤解は生まないように。 ページ7

銀時side




ヅラが出した一枚の写真。
それはまさに地獄絵図に相応しいものだった。




「……これは……。」


「殺された同胞の写真だ。」




真っ赤なその写真には、多くの攘夷浪士が倒れ込んでいる。

息は、していないのが伝わってくる。




「な、なんなんですかこれ……。」


「酷すぎるアルヨ……。」








「分かるか、オメェ。」








顎に手を当て、考え込むAに虎之助が問いかける。



「……まぁ、なんとなくだけど。」







「この刀による傷、銃痕、その他諸々の傷跡から言って、こんなクソみてぇな現場にすることが出来んのは、




お前の、手腕だな。」





一斉に皆が振り向く。


まさか……Aが……?




「え、い、いやちょっと待ってよ!
確かに私の手腕だけれども……






ちょっと虎ァ!!説明下手くそなんだよアンタは!!」


「あ、悪ぃ。
先に言うがコイツじゃねぇぞ。」


「当たり前でしょうが。」





「なんなんですか……驚かせないでください。」


新八が胸をなでおろす。



「手腕はコイツにそっくりだ。
だがコイツにそんなこと出来るはずはねぇ。」



Aが続ける。



「……七年前、私と虎が唯一、実力行使して傘下に取り入れた暗殺集団。

取り入れた後は暗殺殺法を捨てさせ、私が忍の技術を叩き込んだ。」



「その名は、」









『烏』



二人の声が万事屋に響く。

想像では追いつかない。→←久々の再会は辛い時もある。



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MiUmIu(プロフ) - vict tm 0206さん» コメントありがとうございます!今、低更新ですが……なんとか進めていきたいと思っていますのでよろしくお願いします!! (2017年4月22日 23時) (レス) id: 042c49640d (このIDを非表示/違反報告)
vict tm 0206(プロフ) - 続きが楽しみです! (2017年4月22日 14時) (レス) id: 260e4dcf34 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:MiUmIu | 作成日時:2017年4月12日 23時

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