白玉は誰からも愛される。 ページ4
銀時side
「「うまっ!!」」
声が重なった。
新しくオープンしたこの甘味処のメインであるクリームぜんざいを俺達は頬張る。
「めっちゃ美味しい!毎日来たいぐらい!」
「毎日来たら金がどっか行く。」
そんなことは1ミリも頭にないのか、どんどん小豆をAは口に入れていく。
「ん〜小豆は最強だねぇ〜。」
「だろ?やっぱり宇治銀時丼を食ってみろって。」
「……あれはまず食べ物と呼ばないよ。」
チッ、うまいのに……。
冷たい山と熱い海。
山は海に負け崩れ落ちていく。
「あ、ねぇねぇ抹茶パフェもあるよ!!
いいなー、今度また食べにこよーっと!」
「チョコレートパフェは?」
「もちろん見参!!」
スプーンをくわえながらメニューを大びらきにする。
「おー、なかなかのチョコだな。」
「ほんっとに美味しそう!
絶対、絶対また連れてきてね!」
「はいはい。」
幸せそうに白玉を食べる彼女を見て、
俺もスプーンで白玉をすくう。
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MiUmIu(プロフ) - vict tm 0206さん» コメントありがとうございます!今、低更新ですが……なんとか進めていきたいと思っていますのでよろしくお願いします!! (2017年4月22日 23時) (レス) id: 042c49640d (このIDを非表示/違反報告)
vict tm 0206(プロフ) - 続きが楽しみです! (2017年4月22日 14時) (レス) id: 260e4dcf34 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:MiUmIu | 作成日時:2017年4月12日 23時