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大好きな学校も終わって、
放課後。家に帰る時間。
末「 お嬢様?今日はため息が多いようですが… 」
帰りの車の中。
車を出してくれる使用人。末吉。
心配症だけど、いっぱいお話してくれるから、この時間は好き。
『 ねえ、末吉。 』
末「 はい? 」
『 大人の人って、子供には興味ないのかな… 』
末「 …西島の話ですか? 」
『 ん〜まぁその前に使用人とお嬢様だしね…って 』
『 え?!なんで知ってんの?!!? 』
末「 いや〜まぁ分かりやすいですよ。 」
末「 …私は、大人だから、子供だから、とか、身分が違うから、とか余り気にしませんけどね。 」
『 …それは末吉の基準でしょ 』
末「 はは(笑)いやいや、本気で好き何だったら、って話ですよ。 」
結局、アイツの心に響かなきゃ意味が無い
どんなに頑張ったってきっと無理何だろうけど、
告白するまで、諦めない方がいいよね。
『 そうだね…本当に終わりが来るまで頑張ってみるよ、私 』
末「 おっ、いいですね〜 」
着きましたよ、と後部座席のドアを開けてくれる末吉。
『 ありがとう 』
西「 おかえりなさいませ、Aお嬢様。 」
「 …ただいま。 」
終わりまで、あと少しだ
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れーちゃん - 私、にっしーの短編集大好きなんです!!更新、楽しみに待ってます!! (2018年3月31日 23時) (レス) id: bd694d01d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:彩 希 | 作成日時:2018年1月16日 0時