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「「ただいま」」
「お、お邪魔します…」
3人、玄関を開け、お母さん達に帰りを知らせた。
「おかえり。涼斗、A…あら？お客さん？」
「南雲晴矢です。A…さんの友達です」
「なに硬いの晴矢？私の代表カップルの相手だよ」
まだ固まってる晴矢の肩を涼兄が、「はい。力抜いてねー｣と肩に手を置いた。
「まだ冷えるでしょう。お茶を出すよ。どうぞ中へ」
「あ、お構いなく」
「そんな言葉も覚えたんだ」
「鬼道と佐久間に入れられた。風介はアイスばっかだったけどな」
そうして晴矢はリビングでお茶を飲みながらサッカー部のことや今の生徒会、これからの講習会のことなどを涼兄に質問されていた。
「へぇ。今は吉良ヒロトくんっていう子が生徒会長なんだね」
「吉良くん、しっかりしてるけど怒ったら怖いんだよ」
「特訓でどんなことやってるんだお前達」
「代表カップルだから、二人よく一緒？」
「えー、俺ら、ずっとお互い嫌々やってたっす。でも、講習会とか、代表やるなら本気で頑張ろうって思って、今日、Aと初めて分かりあった感じなので特に…」
「あーA、口悪いから、最初からストーカーとか、シスコンとかすっごいストレートにくるよね」
「それは涼兄がストーカーでシスコンだからだ｣
「ははは。酷いなぁ。」
それは事実であり、兄の部屋には私の写真が兄用にあるとかないとか。相川家七不思議の1つ知らない間にアルバムの写真が抜けてる事件があるほどだ。
「涼斗さんの時の代表カップルさん達はどうでしたか？」
「晴矢君。そんな敬語じゃ硬いよ〜僕悲しい」
「涼兄キモい」
「Aまでぇ〜。と、まぁ、僕の時代はまぁまぁいい感じに講習会とか出たね。そう言えばヒロトくんに聞かなかったのかい？」
涼兄は、頭にはでながでてるくらい不思議な顔をして私達に質問した。
「なに？」
「聞いていないならいいよ。3年前に卒業した僕が口出しは良くない。」
と言ってにっこり微笑んだ。
これに何人のJKが仕留められたのか。このシスコン変態に。
「あ。もうこんな時間」
ふと掛け時計を見るともう7時を過ぎていた。
そこに1本の電話がかかった。
「げっ。ヒロト」
「吉良くんがなんで？」
なんでお母さんとかじゃなくて吉良くんが晴矢に電話したのか
電話を終えた晴矢が「お邪魔しました。お茶ありがとうございます」と言って鞄を持った
「なんで吉良くん？」
「あぁ、俺、孤児で施設にいるんだ。ヒロトや風介も」
「え…そーなの？｣
文字数(TT)
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
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海空(プロフ) - 雨宮シロ@ブイブイさん» あああああありがとうございます！！！雨宮さんの大ファンなのでコメ来たとき本当に感動です！更新なかなかできずごめんなさい！！！でもそろそろ休みが入るので頑張ります！雨宮さんも新作頑張ってくださいね(´∀`) (2018年7月14日 20時) (
レス) id: 8893edf5cd (このIDを非表示/違反報告)
雨宮シロ@ブイブイ(プロフ) - とっても面白いです…！恋愛はくっつくまでが面白いんですよね！晴矢くんと夢主ちゃんがこれからどうなっていくか楽しみです！応援してます！更新は無理をなさらずがんばってください(*^^*) (2018年7月14日 16時) (レス) id: f499c0d44e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：海空 | 作成日時：2018年6月27日 21時
