鬼が八匹〜ピンク注意〜 ページ8
「惑星を？
正気なの？」
「えぇ」
「……ｯそんなこと出来るわけない」
「言ったでしょう？
あなたがいれば、なんでもできるって」
「私はあなたにつかない」
「本当に？」
「……ｯそもそも！そんなことして幸せになれるわけない……」
「そうでしょうか？
きっと楽しいでしょうね
しばらくの間は私たちの中のアルタナも尽きないでしょうし
その間は温かい家に暖かいご飯、愛するあなたに……」
「可愛い子供はいない」
「えぇあなたたちのね
松陽の子供は私にとって邪魔ですから
次は私達の子が居るでしょう？」
ツーｯとAのお腹を人差し指でなぞる
くすぐったくて体を攀じるAの腰をがっちりと掴む虚
「きっと君に似て可愛いでしょうね
こうやってすぐに顔が赤くなる君に似て単純な子かも
はぁ…本当に君は……」
ぐっとAの腰を自分の腰に引き寄せる
「ｯ!」
マズイ！！！
そう直感するが為す術なくますます顔を赤くするA
「わかりますか？私、こんなになっても我慢してるんですよ？」
「してるんですよ？じゃない！！離して！
出来てないし！」
「ノーカンでしょうこれくらい」
「んなわけ！！」
思わず口調を荒くして抗議するA
いざとなったら股間でも蹴ってやろう
そんなことを考えていたのに圧倒的な身長差で引き寄せられ、若干足が浮いているため上手く力が入らない
「好きです、A」
「私は嫌いです…！」
「ありがとうございます」
「耳どうなってんの？！」
そう言った瞬間後ろで肉に何かが刺さるような音がAの耳に入った
驚いて後ろを振り向くA
否振り向こうとしたAの頭を捕まえ口付けをする虚
突然のことに目を見開くAの顔を見て虚が子供が寂しがるように、甘えるように口を開く
「私を見てください、A」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 9人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ヘアリー(プロフ) - サーモン１３さん» わぁ！！ありがとうございます！今日かなり訂正したところがあって気に入っていただけるか分かりませんがまた少しずつ見ていただけると嬉しいです！更新なるべく頑張ります！！ (9月17日 20時) (
レス) id: 8269c85238 (このIDを非表示/違反報告)
サーモン１３ - 作品を何回も見返す程大好きです!更新頑張ってください応援しています!!! (9月17日 15時) (レス) id: 2b34b441a0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：へアリー | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/HAK/
作成日時：2020年4月25日 19時
