私の一番キライでスキな生き物7【銀魂】

鬼が四匹 ページ4

【｢哀れなものだ
国は憂う心を持った若者達が

このような運命を辿ろうとは

これがお前のやりたかったことか

松陽

お前の教え子達はお前の教え通り犬死していったぞ

そんな教えを説いた覚えはない
そう言いたげだな

ならば
試してみるか

お前の弟子達が

お前と共に犬死にしていく道を選ぶか

それとも

その手で

師を殺めてでも生き残る道を選ぶか

教育者たるお前にふさわしい処刑方法だろう

師か仲間か

どちらでも好きな方を選べ｣】



ガカッとお互いを殴る



銀時は倒れる前にザザッと踏ん張りドゴォォォォォと晋助を蹴る



ザシャァァァと後ろにころぶが晋助は銀時に足をひっかける



ゴッと頭から倒れる銀時の顔を晋助はガッゴッとひたすら殴る



銀時は晋助にガァンと頭突きをし隙ができたところでズドォンと蹴る



すると晋助は後ろに飛ぶ



【｢__銀時
あとのことは頼みましたよ

仲間をみんなを護ってあげてくださいね｣】



ズズ…と銀時は木刀に手を伸ばす



【「__銀時
もし俺がおっ死んだら

先生を
頼む」

｢じゃあ俺もろくでなしに頼む

死ぬな｣】



ゼェゼェと息を切らしポタポタと血が落ちていくなか銀時はやっと木刀を手に取る



｢おおおおおおお｣



銀時はガシィと立ち上がると晋助は銀時に迫る



｢銀時ィィィィィィ!!｣
【｢銀時ィィィィィィ!!｣】



【迫る銀時(死)を見て松陽は言った

｢ありがとう｣】

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