検索窓
今日:2 hit、昨日:18 hit、合計:26,636 hit

23 ページ23

グルルルと猛獣の唸る音で目を覚ますシャンクス



体を起こすと連日続く雑魚寝に体が重く感じる



「あーせめてハンモックぐらい欲しいな」



そんなことを呟きながら起き上がると既に起きていたレティシアが答える



「だったら自分で買いに行きな
こんな大人数が一斉に泊まるなんて思わないだろ普通」



「そうだなー流石にそろそろ買ってくるかー
ん?どこ行くんだ?レティ」



「ご飯作んのよ」



「そうかー…ベックもまだ起きてねぇし…
Aの様子見てくるな!」



時計を見ながらそういうシャンクス



今の時刻は朝の7時



Aはもう起きている頃だろう



「…変なことするんじゃないよ」



しばらくの沈黙の末にそう答えるとうきうきとしたシャンクスが答える



「あったり前だろ〜?!」



「信用できない
ご飯の準備だけしたらすぐそっちいくからね」



「えぇー!?なんでだよ!!」



ぶーと出て行くレティシア文句をぶつけるシャンクス



呆れたようにため息をついて出て行くレティシアを横目にAのいる隣の部屋に入っていくシャンクス



「よぉA!
体調はどうだ?」



勢いよくそう入って行くが返事はない



「まだ寝てんのかー?A」



そうベッドに近づく



「え?」



しかしそこはもぬけの殻だった



「A…?」



ドクンッと胸が鳴る



どこいった?



その五文字がシャンクスの頭を埋め尽くすとシャンクスは弾かれたように動き出す



バクバクとなる心臓を抑えてシャンクスが部屋の至る所を探す



しかしどこにもAの姿は見つからない



「(もしかしてまた誰かに連れ去られたのか?
海軍?他の海賊か?)」

24→←22〜うちは〜



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (47 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
317人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ヘアリー | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/HAK/  
作成日時:2022年12月3日 9時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。