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鬼が四十一匹 ページ41

【「稽古なら寺子屋でやんな
学校のサボり方も習ってねェのか
ゆとりども」



刀を投げたであろうその子供は気だるげにそういう



「知らねェなら教えてやろうか」



「だっ誰だ貴様はァ!!」



銀時はその質問には答えず、相手を倒し、その上に乗った



「寝ろ」



「銀時…」



呆れたようにそう名前を呼ぶ女



「侍がハンパやってんな
やる時は思いきりやる
サボる時は思いきりサボる
俺が付き合ってやるよ
みんなで一緒に寝ようぜ」



鼻をほじりながらそういう銀時に腹をたてた男達が銀時に刃を向ける



「誰が寝るかァ!!
許さんぞ貴様!!」



ゴッゴッゴッゴッゴッゴッ



斬りかかろうとする人達からそんな音がする



ドシャァァ



倒れた人達の後ろに立っていたのは見覚えのあるひと



「しょ…、松陽…」



ゆっくり近付いてくる松陽と呼ばれた男性に顔を青くする子供



「…銀時
よくぞ言いました」



「そう侍たる者ハンパはいけない
多勢で少数をいじめるなどもっての(ほか)



そして子供の目の前にたったとき



「ですが銀時
君達ハンパ者がサボりを覚えるなんて100年早い」



「ぶべら」




コツンと松陽が銀時に軽くげんこつするとドカァァと地面に埋まってしまった



「喧嘩両成敗です
さ、A、帰りますよ」



「お…降り…降りれなっ…」



「受け止めますから。ほら。」



「う〜…絶対受け止めてね!」



松陽と呼ばれた男は女と共に男子をずるずると引きずりながら出口へ向かう



「…君達も早く彼等を連れて学校へお帰んなさい」



「小さなお侍さん」



「あ…あれは
そうかあれが噂に聞いた

近頃白髪の子供と女を連れた侍が私塾をひらき金もとらずに乏しい子供達に手習いを教えていると聞いたが

あれが松下村塾の

吉田松陽」】

鬼が四十二匹→←鬼が四十匹



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ヘアリー(プロフ) - 七重さん» 飽きないように頑張って更新するので待っててくださいね (2020年4月4日 7時) (レス) id: ded4548bf6 (このIDを非表示/違反報告)
ヘアリー(プロフ) - 七重さん» いえいえそんな!私もかなりドジなんです。一緒ですね笑 (2020年4月4日 7時) (レス) id: ded4548bf6 (このIDを非表示/違反報告)
七重 - ヘアリーさん» ごめんなさい!私がちゃんと見て無くて・・・私って昔からドジなんですよ。ははははは^^ (2020年4月3日 21時) (レス) id: cdecf486aa (このIDを非表示/違反報告)
ヘアリー(プロフ) - 4と5も作ってますよ、ただ私飽き性なので日々更新できるように溜めてるんです笑 (2020年4月1日 18時) (レス) id: ded4548bf6 (このIDを非表示/違反報告)
七重 - 続編、おめでとうございます。ところで4と5はどうしたのですか? (2020年4月1日 17時) (レス) id: cdecf486aa (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ヘアリー | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/HAK/  
作成日時:2020年3月17日 23時

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