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▷次の日
「千冬、お疲れ」
「ん、行くか!」
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放課後、昇降口で待ち合わせをして例のクレープ屋さんに向かう。
私の隣で、"俺、前何食べたっけな〜"と注文するクレープを考える千冬をチラリと見る。
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私は今日、告白の返事をする。
すぐに返事は要らないと言われたとはいえ、随分と待たせてしまった。
このままの関係をズルズルと続けていくのは、千冬に失礼だから。
真っ直ぐに想いを伝えてくれた千冬に、私の正直な気持ちを伝えるんだ。
「A?」
返事のことに気を取られてずっと黙ったままだった私に、千冬は私の顔の前で手をひらひらさせて様子を伺っていた。
「っあ!ごめん!あたしも何頼もうか考えててさ、ぼーっとしてた、、、笑」
「あそこの店メニュー多かったもんな〜!」
「結局前と同じの注文しちゃいそう笑」
「それな!笑」
クレープ屋さんに着き、注文したクレープを受け取ると、前と同じように土手で食べることにした。
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香恋 - ジョン子。様!更新ありがとうございます( ; ; )嬉しいです〜!ご無理なさらずにお話の続きが読めたら幸いです(^ ^)イヌピーも千冬も大好きなのでまた1から読んでます…!続き楽しみにしてます( ´ ▽ ` ) (2023年2月12日 1時) (レス) id: da7568f49d (このIDを非表示/違反報告)
ジョン子。(プロフ) - 香恋さん» 香恋さま コメントありがとうございます!更新が滞ってしまい申し訳ないです(;_;) (2023年2月6日 2時) (レス) id: 7b49d2ad7b (このIDを非表示/違反報告)
香恋 - 面白くて一気に読んでしまいました。良いところで終わってる…!続きをお恵みください…( ; ; ) (2023年1月23日 9時) (レス) id: da7568f49d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ジョン子。 | 作成日時:2022年6月9日 0時