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「イヌピーが育てるからネコピーってのは?」
「ねこ、ぴー、、、」
「ネコピー!!」
私はケージに向かって手を振る。
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───ミャー
すると、返事をするかのように小さな鳴き声が聴こえてきた。
「ね!!青宗くん聞いた!?返事してくれたよ!?」
「アイツが気に入ったんならネコピーにするか。
ダセェけど。」
「え!?」
フッ、と微笑んだ後、立ち上がってキッチンへ向かう青宗くん。
「オマエ腹減ったろ、ほら食え」
彼はネコピーをケージから出してご飯をあげ始めた。
「もう!ネコピーって呼んだげてよ〜!」
「やだ」
お腹が満たされたのか、青宗くんの方へ擦り寄るネコピー。
「どした?」
「もう青宗くんに甘えてる。人懐っこいんだね」
「あぁ。」
優しい表情でネコピーと向き合う青宗くんと、全力で青宗くんに甘えるネコピーがあまりにも絵になる。
「可愛い、、、」
この1人と1匹、混ぜるな危険だ、、、!
私の気が持たない!
「Aも触ってみるか?」
「うん!触りたい!」
ゆっくり撫でてあげると、ネコピーは気持ちよさそうに目を細めて擦り寄ってくれた。
「うふふ、可愛いな〜癒される」
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香恋 - ジョン子。様!更新ありがとうございます( ; ; )嬉しいです〜!ご無理なさらずにお話の続きが読めたら幸いです(^ ^)イヌピーも千冬も大好きなのでまた1から読んでます…!続き楽しみにしてます( ´ ▽ ` ) (2023年2月12日 1時) (レス) id: da7568f49d (このIDを非表示/違反報告)
ジョン子。(プロフ) - 香恋さん» 香恋さま コメントありがとうございます!更新が滞ってしまい申し訳ないです(;_;) (2023年2月6日 2時) (レス) id: 7b49d2ad7b (このIDを非表示/違反報告)
香恋 - 面白くて一気に読んでしまいました。良いところで終わってる…!続きをお恵みください…( ; ; ) (2023年1月23日 9時) (レス) id: da7568f49d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ジョン子。 | 作成日時:2022年6月9日 0時