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(っ、)
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────ま、そいつには好きな人がいるんだけどな。喧嘩強くて顔も超がつくほど良い人。
────ならさ、私じゃだめ?その人のこと忘れられるくらい私、松野くんに尽くせるよ?
────気持ちは嬉しい。けど、決めたから。叶わねぇ恋だってわかってても、そいつと向き合うって。
────それって辛くないの?
────辛くねぇって言ったら嘘になるけど、好きだから仕方ねーじゃん?
────そっか、、、
────うん、だからごめんな。
────ううん、こっちこそいきなりごめんね。
どうやら話が終わったようで、女の子が私がいる反対側から去っていくのが見えた。
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私、千冬に甘えてた。
返事は今すぐいらないって言われたけど、ちゃんと千冬と向き合ってあげれてなかった。
千冬はあんなに真っ直ぐ想いを伝え続けてくれてたのに。
ちゃんと、向き合わなきゃ。
再び靴箱の方を覗くと、もうそこには誰もいなかった。
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「遅かったな」
学校から出て校門の方へ向かうと、停めてあるバイクにもたれ掛かる青宗くんがいた。
「ごめんね、先生の話が思ったより長くて」
告白現場見てましたなんて言える訳もなく嘘をつく。
「そう言えば、ついさっき松野が学校から出てきたぞ」
「っ、え、そうなんだ?」
さっきの告白現場を思い出し、変な反応になってしまった。
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「A、ちょっと時間貰ってもいいか?」
「え、うん。大丈夫だよ?」
「連れて行きたい所があるんだ。」
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香恋 - ジョン子。様!更新ありがとうございます( ; ; )嬉しいです〜!ご無理なさらずにお話の続きが読めたら幸いです(^ ^)イヌピーも千冬も大好きなのでまた1から読んでます…!続き楽しみにしてます( ´ ▽ ` ) (2023年2月12日 1時) (レス) id: da7568f49d (このIDを非表示/違反報告)
ジョン子。(プロフ) - 香恋さん» 香恋さま コメントありがとうございます!更新が滞ってしまい申し訳ないです(;_;) (2023年2月6日 2時) (レス) id: 7b49d2ad7b (このIDを非表示/違反報告)
香恋 - 面白くて一気に読んでしまいました。良いところで終わってる…!続きをお恵みください…( ; ; ) (2023年1月23日 9時) (レス) id: da7568f49d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ジョン子。 | 作成日時:2022年6月9日 0時