夢の世界へいってらっしゃい！【youtuber 】【短編集】

じゃんけん【シルクロード】 ページ19

シルクside

俺には、彼女がいる。

貴：シルク〜

そう、コイツAだ。はっきり言ってコイツは可愛い。

彼氏フィルタとかなしで、可愛い。尚且つコイツは

貴：シルクじゃんけんしよ。

幼稚だ。

なんだよ。じゃんけんって、可愛すぎかよ。

シ：は？何で？

貴：じゃんけんに勝った方が言うこと1個聞くのはどう？

シ：…なら、良いよ。何でもいいんだな。

貴：もち。

気づいてないと思うがAは、じゃんけんの時必ず最初はチョキを出す。

そう、だから、俺はグーを出せばいい。

さぁ、何を聞いて貰おうかな。

貴：それじゃ！いくよ！最初はグー！じゃんけん

シ：グー

貴：パー！

貴：やった！勝った！やっぱりンダホの言う通り！

シ：？ンダホ？

貴：うん！シルクはいつも、グーだけ出してるって教えてくれたの！
あのやろ…

シ：…んで？

貴：？

シ：お願いだよ、お願い！

貴：…ああ、え…えっと…

シ：何？はやく！はやく！

貴：…ぎゅーして欲しいです。

シ：…は？

貴：だから！ぎゅーしてください…

意味わかんない。可愛すぎかよ。コイツ
え？何なん？同じ人類とは、思えない可愛さ。

シ：…はー

貴：…！？

ぎゅ…

シ：…反則…可愛すぎ…

俺は、彼女の真っ赤に染まった頬にキスを落とした。

その後、彼女が顔を埋めたのは、言うまででもない。

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