退屈な人生②【ブルーロック】 (ページ11)

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帝「チームZはこの試合負けたら後が無いのに、久遠君を省いてそうだから今回も10人での試合になりそうね…」

貴『変に配置につかせてまた裏切りがあった場合、前回の試合のように運良く勝てる相手ではないですから』

帝「相手は今の所全勝してるチームだものね」

絵「うん、それはそうとAちゃん
仕事は？『今日はリアルタイムで見たいので残業します』あーそう」ｽﾞｽﾞｽﾞー

いつも通りカップ麺を頬張る絵心さん

そしてその数十秒後に

試合開始の合図がなった

帝「やっぱりチームVはあの3人を軸に動くわよね」

3人とは御影さん凪さん剣城さんの事

今朝の事もあってか
凪さんを見ると顔を歪ませてしまう

ほんと。なんであんな事するかな。

あの後すぐに部屋から追い出したけど少しの間首には感触が残っておりムズムズとした気分になった

帝「Aちゃん首痛いの？」

貴『え。あぁいや大丈夫です』

まずい。

無意識に首に手をあてていた。

私はすぐさま首から手を話しモニターをに目をやる

貴『あの3人が基本で動いた方が点数も取りやすいんでしょうね

…けど……』

何だろう…
いつもならもっとグイグイ行ってた感じがしてたけど今はそうでもない

あの3人が軸になるのはきっと潔さん達も分かってるはずだしその対処法を考えてくるはず

それを見越してるのか、場の様子を見ているようなゆっくりとしたスタートだった

貴『…様子見してますね』

帝「え、そう？」

絵「そーだろうね」

蜂楽さんのドリブルからのパス
そしてそれを我牙丸さんがきめるが

帝「はずしたっ！？」

貴『(面白い戦法だなぁ

でもちょっと勿体無い)』

今のやり方ならきっと

玲「…

すげぇ、おもしれぇ！

おい凪！今のやるぞっ」

凪「えーめんどくさーい」

凪さんと御影さんは決めるだろう

そう思った矢先、
御影さんは先程のシュートまでの過程をコピーし凪さんへとパスを繋いだ

そして

ﾋﾟﾋﾟｰッ！

チームV 1:0 チームZ

貴『(やっぱ決まった)』

そこからはチームVの独壇場

チームZは一気に3点を取られた