退屈な人生【ブルーロック】

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その後も15分程度潔さんとはたわいもない話を続けていた


お互いが同い年だった事や

ここでの生活はどうかなど


ブルーロックにきてこんな雑談をするのは久しぶりの事でつい時間を忘れて話し込んでしまった




貴『そろそろ仕事に戻らないと…

試合の後だったのに引き止めてごめんなさい、色々とお話が出来て楽しかったです』


潔「ううん俺も楽しかったよ
そうだ今日の晩ご飯一緒に食堂で食べない？チームZの他の人もきっとAと話したいと思ってるだろうし！」


貴『えっ良いんですか？』


潔「むしろ皆喜ぶ！」




私がいつも自炊している事も伝えて食堂に行った事が無いと知ってかご飯を誘ってくれる潔さん


迷惑でないなら是非行きたい

他の人の能力やプレースタイルを本人から聞けるなら聞きてまとめておきたいし


ただ一つ問題が…




貴『行きたいのは山々なんですけど今日は仕事が立て込んでまして、、明日とかは難しいですか？』


潔「うん全然いいよ、じゃあ明日食堂で時間は他のチームが食べ終わってる頃に俺達も行くようにするからAも来れるタイミングで来て」


貴『分かりました
仕事が終わったらすぐ向かいますね』




明日の夕食の約束をし、

私は小走りでその場を後にした





…





…





…






凪「玲王、得点使って携帯返してもらってよ」


玲「何で？俺得点使ったから残ってねえけど」


凪「えー玲王の携帯があればAに連絡できると思ったのに」


玲「でたAロス」




一次セレクションもやっと半分の試合が終わった
今の所俺らのチームは圧勝、多分この後も玲王と斬鉄がいれば勝ち続けるだろう

俺もわりと点を取ったしそれをAに言えばきっと褒めてくれる



凪「(10点取れば1日外出出来るんだっけ？でも10点取るの面倒くさい。けどそれでAと会えるなら良いかなぁ…

んーやっぱ面倒くさい……)」


剣「珍しく凪が考え込んでるな」


玲「ほっとけ、Aの事になるとよくこうなる」




考える凪の様子を少し離れた所から見守る2人




剣「そのAってのは一体誰なんだ？」


玲「高校時の部活のマネージャーだよ
そんで多分凪の片想い中の相手」


剣「えっ、あいつ他人好きになったりすんの」


玲「まあ本人も気づいてなさそうだけどな」




玲王と斬鉄がそんな話をしているとは知らず、
凪はAに会う為試合を頑張るか頑張らないかを寝るまでずーっと考えていた

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