Play Ball. ６

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『ほな椋丞こいつ借りるでー？』


椋「あっ、はーい お気をつけてっ」





借りるいうか俺のやけど。


Aに手を振る椋丞を見て、ホテルの長い廊下に出ると小っちゃい手が俺の左手を掴んだ



その手を握り返してゆっくり歩いてったら、長さんとやすさんがちょうど部屋から出てきて。





長「おでかけ？」

「うん！」

片「どこいくの？」

「おしょくじ！」

長「いいねぇラブラブでっ」

『いっつもラブラブやんなぁ？Aっ？』





ニコニコしてるAを見て 長さんたちも楽しんできてねって手を振ってくれた





ホテルから出ると待ってるのはパパラッチ。 隠れてても撮られてることくらいわかるで？
まぁ別に悪いことしてるわけちゃうしいいけどな


野球やらんで遊びまわってるとかやったらあれやけど、しっかりやって食事しに行くだけやし
なんならどんどん撮ってって感じです。



もう世間も俺らが付き合ってること知っとるやろ？笑

でも俺たちからは公表しないって決めとんねん

せやから記者とかに聞かれても、「いやーっ」ってしか答えんことになってんw

いやーってなんやねんみたいな顔されても知らん顔やw





「あ、かめら」

『指差すなよw』

「ぴーすする？」

『あほかっ』






まえに長さんと来たお好み焼き屋。

ここAのことも連れてきたかってん



『なに食べる？』

「んー… チョコレートパフェ！」





始まった、Aワールド。 ここスイーツ店ちゃうねんで？



『まずはメイン食べなおかしいやろw』

「じゃあこれとこれとこれとこれ。」

『そんなに食えるん!?w』

「余裕だよ」






こいつの胃袋はどうなってるん？ 俺よりもでかいんちゃう？笑

なんだかんだ言ってAが食べたいって言ったのを全部頼んで、おいしいーって言いながらふたりでいっぱい頬張った。




『もう動けん…』

「えー？」

『なにを余裕そうに』

「まだ食べれる」

『もう勘弁してやぁっ』

「ふふふっ」

『そろそろ行くか』






来た道をゆっくり手を繋いで帰った




「あーあっ、戻ったらまた別々だね」



『しゃあないな』




ホテルに着いてAを部屋まで送ると
椋丞とAの部屋には長さんだの今村だの内海さんだの男まみれで。




内「おーっ、帰ってきた!! はよおまえらも着替えて一緒にやるで!!」




帰ってきて早々なんなんやと思ったら、

やっぱりお決まりのボンバーマンやった。笑





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