遺伝子格差世界【d!】

�� ページ6

貴方side



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「おはよー！」


「今年も同じクラスだね〜！ヨロシク〜！」


「えっ？お前髪の毛切った？」


「高校デビューかよ〜！」


『、、、、帰りたいニダ。』


次の日。
学校に登校したは良いものの、中学が同じ出身のヤツがコネシマしか居ない事を今さら思い出して、ボッチからのスタート。
皆が友人の所に行っている最中、私は一人机に突っ伏して早くこの時間が終わることを願う。


『、、話しかけに行くかぁ、、？』


この状況が辛すぎて、顔を上げて誰か一人の人を探しているのだが、一向に見つからない。
なんならグループがもう作られている。
泣きそう。


「、、ねぇねぇ柘榴さん？」


『っはいっ！？』


突然、後ろから声をかけられ、びっくりして返事をするも、声が裏返ってしまった。


「あはははwwめっちゃ緊張してんじゃんww可愛い〜！」


「ってか近くで見るとやっぱり美人だね〜！」


「それな！ね！ね！良かったらウチらん所でお話ししない？皆柘榴さんの事気になってるし！」


すぐに机の周りを女子数人に取り囲まれてそう言われる。
周りの女の子達は皆可愛くって、中には精霊の羽が生えてる子だって居る。
人間だから興味を持たれたのか、それともただ単に仲良くしたいと思ってくれたのか。
どっちみち、私には分かんないんだから、ここは欲望に従おう。


『っうん！！お話する！！』


女子のグループに入れさせて貰えました。


続く

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