将将 ページ25
貴方side
次の日。
一応少し早めに学校に来て、ぺ神から許可を貰って教室へと向かった。
運動は控えるようにと、あまり昨日の事は触れてはいけないと念は押されたが。
『、、わー、、!だーれも居ない!』
時間が早いからか、クラスには人の気配が無く、ほぼ貸切状態だった。
非日常漂う誰も居ない静寂を満喫しながら、荷物を置きに机まで向かう。
『、、?なんだこれ。』
私の机の上には、一枚の手紙があった。
手紙と言っても、ルーズリーフを一枚、そんな感じに折ったような姿だったが。
それを手に取り、開いて中を確認する。
そこにはたった一文、綺麗で大きな文字が書かれていた。
―今すぐどこかに隠れてください!―
『、、えっ?怖っ、、。』
綺麗な文字だなと感心しつつも、内容が内容なので、少し恐怖を覚えた。
今すぐどこかに隠れてください、、どういうことだ?
まるで、誰かから逃げてと言わんばかりの手紙。
言葉通りに隠れた方が良いのか?
それとも従わない方が良いのか?
そんなことを悶々と考えて居ると、チャイムが鳴った。
大きな鐘の音が静かな教室に響く。
綺麗な音だ。
耳を澄ませながらその音を聞いていると、ふと、何か視線を感じた。
『、、?誰かきたのかな、、』
.
.
「おっ。よぅ分かったやんか。」
突如、後ろから声が聞こえた。
この教室には、私しか居なかったし、誰かが入ってくる気配も音もしなかった。
、、もしかして、幽霊とか?
え?泣くよ?(涙目)
心と、大きな声で叫ぶ準備をして、勢い良く後ろを振り返った。
「おわっ!ちょっと!?いきなり後ろ振り返んないでや!、、めぅ。」
『、、あれ?』
そこには、見たことのある人が立っていた。
続く
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ぱ - 将将爾虜能蕕梁羯譴拒否県になっちゃってます… (10月28日 18時) (レス) @page27 id: 8c6028ae84 (このIDを非表示/違反報告)
ミルク(プロフ) - 設定からストーリー本当に好きです!人外パロ?の学園系.自分はあまり見たことがなかったんですけど好みにドストライクでした!このご時世いろいろあると思いますが更新楽しみに待ってます! (6月16日 15時) (レス) @page1 id: d6f8a4c568 (このIDを非表示/違反報告)
綷撥(プロフ) - ハムぐまさん» ハムぐまさんコメントありがとうございます!rbrはさくらんぼ!この2人の絡みが大好きです。ありがとうございました! (2023年3月12日 20時) (レス) id: 077ab00643 (このIDを非表示/違反報告)
ハムぐま(プロフ) - わぁ、…凄い好みの作品だぁ、…(コメ失です、!)rbrとshaちゃんが絡んでるとこが好きすぎます、…rbrはさくらんぼ、! (2023年3月12日 12時) (レス) id: 324950bcc8 (このIDを非表示/違反報告)
綷撥(プロフ) - にゃーちゃんさん» にゃーちゃんさんコメントありがとうございます!さてさて、、それは神のみぞ知る事ですからね、、?フフフ (2023年3月12日 11時) (レス) id: 077ab00643 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:俎 | 作成日時:2022年12月23日 20時