単なる恋情【d!】 (ページ6)

今日:1 hit、昨日:9 hit、合計:14,338 hit

sha-スコプトフィリアページ6

sha side

きっかけはそう、、大先生の家に行った所からや。
遊ぶ約束してて、いつまで経っても待ち合わせ場所に来うへんねん。
だから家までわざわざ迎えに行ったんや。
そしたらな、アイツ女とやっててん。
朝っぱらからようやるなとは思ったし、それで俺との約束忘れとるんやから尚更。

だけどな？
俺そん時扉をバンッ！つて開けずにそのまま見続けててん。
なんか、、よう分からへんねんけど、、もうちょい見てたいなって思ってしもたんや。
んで気付いたら興奮してて、なんなら一発抜いたしな。
それで俺、覗き見するのが好きなんやなって自覚したんよ。

『、、、んで。それを私に言われても？って感じなんだが？』

「やからお願い！！お前とお前の彼氏がやってるところ見せて欲しいねん！」

『キッッショキモい無理却下。』

土下座して目の前の友人、Aにそう懇願するが
軽く一蹴されてしまう。
あのあと、一応無断で覗いてしまったと言う罪悪感が表れてしまって、次からは本人達に許可を貰ってから覗くようにしていたのだ。

「お願いやん！親友の頼みやろ？な？な？」

『親友と言うより腐れ縁な？そこ履き違えんなよ？あと例え親友でも無理です帰れこのやろう。』

「えー、、！？」

頑なに頭を縦に振ってくれないA。
酷いで！？()

『、、むしろ逆に聞くけど、お前私の彼氏分かって言ってんの？』

「え？ロボロやろ？」

『お前にとっては両方とも友人だろ？それにロボロにしてはマブじゃねぇかお前ら。良いの？』

「ロボロのヤツで侵されてるA見たいです！むしろ見せてくれるんすか！？」

『駄目だ手遅れだコイツ。』

ちなみにAにこうは言われとるけど心の友のロボロには許諾済みや。
いざとなったらそれを盾に覗いてやる。

スコプトフィリア……盗視症

END

いつか並行世界書きます。(使命感)