俺ほんまに幸せやわ。 (ページ5)

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診察と検査【紫耀side】ページ5

予約もしていなかったから、あれから15分ぐらいして呼ばれた。

紫【廉？呼ばれたから行こか？】

少し寝ぼけてる廉を玄樹と2人で支えながら診察室に入った。

先生【今日はどうされましたか？】

今日の様子を事細かく話すと…

先生【今すぐ骨髄検査行います。骨髄の所から髄液をとり問題がないか調べます。麻酔をする時と髄液をとる時に少し押された感じがして気持ち悪いかもしれませんが背中を丸めて動かないようにしてください。】

先生の説明を聞き検察室に移動するともう準備が出来ていて、ベッドに廉を寝かせた。

廉【怖い。嫌やなんでこんな事しなあかんの？】

玄【ごめんね？廉の体の中に悪い物が無いか調べるだけだから…
俺ずっと廉の手握っとく。痛かったりしたら思いっきり握っていいからね？】

廉はずっと怖いを繰り返していた

先生【それでは初めて行きます。背中を丸めてください。】

先生の指示通りに動いている廉

先生【それでは麻酔の針入ります。】

廉の体に太い針が…

廉【いたぃー嫌！辞めて！痛いって！】

玄【頑張れてるよ？】

必死に逃げ出そうとして暴れる廉だけど抑えられているためなんだか見てて辛い。

先生【麻酔入りましたよ…痛いことはもうないですからね？
次髄液とって行きます。】

髄液を取るための針がまた廉の体に入っていった。

痛みはないみたいで、でも…

廉【うー。気持ち悪い…(｡× ×｡)】

押されてる感覚が気持ち悪いみたいで、必死に耐えていた。

先生【お疲れ様でした。しばらく仰向けになって休んでてください。】

その言葉と共に先生は1度検査室から出ていった。

紫【お疲れさん。】

俺がそう声をかけると、手を伸ばしてきた廉

玄樹は空気を読んでくれて外に出てくれた。

廉【紫耀？俺なんかの病気？怖いよ…】

紫【それは俺にもわからん。】

廉【俺に何があっても5人だけは離れんといてな？】

それから検査の結果が出て先生の話を聞くことになった。