お手伝いさん ページ31
新月の日から一週間…
屋敷の中からお手伝いさんの姿が消えた。
屋敷にいるのは私達四人だけになった
なんでだろう？雇うお金なくなっちゃったのかな
「こっちの方が安全だ。少し考えれば分かるだろう」
また創志郎さんは冷たくそう言う。はいはいすみませんねー
「極力人の出入りを減らしたい〜言うとったね、創志郎兄さん」
朱陽さんが大広間にある大きなソファであくびした。
「結界に歪みがあると闇鬼も侵入しやすくなってしまいますからね」
紕閠さんは朝食を長いテーブルに3人分並べてく
和食だ！焼き魚味噌汁白米の本来の朝食って感じ。
最初からそうすれば良かったのに…っていうと多分怒るよねこれ
「君がいなければ闇鬼もこんなとこに侵入しようなんざ考えない」
創志郎さんはナプキンを膝に敷いてにやりと笑った
まぁ、確かに…
文句言っちゃだめよね
私も席に着いて朝ごはんを食べる
ちなみに創志郎さんはお誕生日席で、私と朱陽さんはめちゃ長テーブルの真ん中ら辺でご飯を食べる。
いつも通り向かいの席に朱陽さんは座った
「あれでもAちゃんのことむっちゃ心配しとって、昔からおったお手伝いさんまで解雇したんよ」
小声でそう言ってまた可愛く笑う
まじか…！
これは喜んでいいことなのかな…いやいいよね…！平気だよね！
どこか認められたような気がして嬉しくて、しゃきっと背筋を伸ばすと朝ごはんがもっと美味しく感じた！
「ごちそうさまでした！」
手を合わせるなり立ち上がる。なんでかって？それは簡単なことだよ
「創志郎さん！お手伝いさんいないんだからお掃除とかしましょう！ねっ！」
一番食べ終わるのが遅い私を横目に読書してる創志郎さん
「勝手にしてくれ」
冷たい〜〜なんでよ〜〜お掃除しようよ〜
「ええなー！しよしよ！」
ほ〜ら朱陽さんはのってくれる〜あ〜優しいな〜
「何のお話ですか？」
厨房から戻ってきた緋閠さんはニッコリと訊いてきた
でも紕閠さん、今までの仕事とお手伝いさんの分の仕事でクタクタだと思うんだよ…
手伝わせていいのかな〜…だめだよねぇ…
朱陽さんに目配せして
「何もないで！紕閠さんはゆっく〜り休んでください、なぁ？」
「ええ！なんでもないですよ！」
下手くそにごまかす。多分バレてる
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saya(プロフ) - 味噌汁さん» 確かに、ビックリしましたけど、最後の賢正のセリフはかっこよかったです。。。(TωT)/~~~ 私も久しぶりにこんなにドラマにハマったので待ち遠しいです♪ (2016年11月1日 23時) (
レス) id: 95169321dd (このIDを非表示/違反報告)
味噌汁(プロフ) - sayaさん» そうですね〜二人の演技にみごとに騙されてしまいました…。日曜日が待ち遠しいです (2016年11月1日 22時) (レス) id: 2bbd48963b (このIDを非表示/違反報告)
saya(プロフ) - 味噌汁さん» ですよね！敬語じゃない賢正も良かったです♪眼鏡を取るところとか、スイッチみたいで、これから後々過去が明かされていくみたいなんで気になりますね〜 (2016年11月1日 21時) (レス) id: 95169321dd (このIDを非表示/違反報告)
味噌汁(プロフ) - sayaさん» 分かります〜!普段の一人称が「俺」って所にギャップというか、男っぽさを感じて好きです!!ありがとうございます〜! (2016年11月1日 17時) (レス) id: 2bbd48963b (このIDを非表示/違反報告)
saya(プロフ) - 味噌汁さん» ディーンさんのアクションとか、私服とかも良かったですよね！ もちろん、１番は執事賢正の姿ですけど♪ 楽しみにしてますね(TωT)/~~~ (2016年11月1日 16時) (レス) id: 95169321dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：味噌汁 | 作成日時：2016年10月30日 2時
