調べ ページ29
その日の夜
大広間に入ると、創志郎さんと紕閠さん朱陽さんがぎゅるんとこちらに顔を向けた
「え、なに…」
なんかした…?心当たりありすぎてわからない…!
すると創志郎さんが口を開く
「今まで君をあまり縛り付けないよう、自由に行動させていたが…それで君が死んでしまっては元も子もない」
?
「は?ちょっと何言ってるんですか…?」
…改まって言うことかな〜…そんなのとっくに覚悟できてるし
「若、ここは包み隠さずに伝えるべきかと…」
さんはこしょっと耳打ちする
「簡単なことだ。君がどこかへ出歩く時は僕か紕閠、朱陽のうち一人が付く。もしそれができない場合、外へ出ることは許可しない」
「い、いやいやいや、ちょっと待ってくださいよう!私は小さい子じゃないですよ!?」
慌てて反対する
「堪忍なぁ…Aちゃん…!」
朱陽さんは逆に椅子に座りながら申し訳なさそうに両手を合わす。かわいい…って違う違う
それに合わせて紕閠さんも深く頭を下げた
「え?本気で言ってるんですか…?」
私は思わず創志郎さんを睨んだ。だいたいこの人が意味不明なこというのが…!
「もちろんだとも」
「もしほんとにほんと…嫌んなったらとお〜くに逃げてもええんやからね?Aちゃん。俺達の側におるから悪い人に襲われる…やったら俺達から離れればええ…。いつでも相談してや、俺ええとこ知っとるさかい。」
ニッコリ笑う朱陽さんに創志郎さんは掴みかかる。一応怪我人なのに
慌てて止めに入りながら、今まで逃げるって選択肢が浮かばなかった理由を探してた。
…この屋敷楽しいし
創志郎さんもなんだかんだいって優しいし、
紕閠さんはかっこよくて、真面目だし
朱陽さんはかわいいし、話しやすいし…。
「私ここ好きですよ」
創志郎さんは目を瞠った。
その日は遅めにベッドに入った。
…でもまあ、いろいろなもの見られたし…今死んだって…
良いのかもしれないね。
口の中でそう呟いて目を閉じた
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お久しぶりです!!!味噌汁です!!!!
一年以上更新してませんでした!!!!すみませんでした!!!!!
ちょっぴり大人になった味噌汁が続きを書いていきますよろしくお願いします!!!
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saya(プロフ) - 味噌汁さん» 確かに、ビックリしましたけど、最後の賢正のセリフはかっこよかったです。。。(TωT)/~~~ 私も久しぶりにこんなにドラマにハマったので待ち遠しいです♪ (2016年11月1日 23時) (レス) id: 95169321dd (このIDを非表示/違反報告)
味噌汁(プロフ) - sayaさん» そうですね〜二人の演技にみごとに騙されてしまいました…。日曜日が待ち遠しいです (2016年11月1日 22時) (レス) id: 2bbd48963b (このIDを非表示/違反報告)
saya(プロフ) - 味噌汁さん» ですよね!敬語じゃない賢正も良かったです♪眼鏡を取るところとか、スイッチみたいで、これから後々過去が明かされていくみたいなんで気になりますね〜 (2016年11月1日 21時) (レス) id: 95169321dd (このIDを非表示/違反報告)
味噌汁(プロフ) - sayaさん» 分かります〜!普段の一人称が「俺」って所にギャップというか、男っぽさを感じて好きです!!ありがとうございます〜! (2016年11月1日 17時) (レス) id: 2bbd48963b (このIDを非表示/違反報告)
saya(プロフ) - 味噌汁さん» ディーンさんのアクションとか、私服とかも良かったですよね! もちろん、1番は執事賢正の姿ですけど♪ 楽しみにしてますね(TωT)/~~~ (2016年11月1日 16時) (レス) id: 95169321dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:味噌汁 | 作成日時:2016年10月30日 2時