ひとりじゃない ページ22
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宮「さてとそろそろお開きにしますかね。」
宮っちが時計を見て立ち上がろうとする。
その時だった…。
北「宮田いるんだって?」
き、き、き、北山さんが入ってきた!?
宮「キタミツじゃん!今来たの?」
北「そう。あっちに大倉とかいんだけどお前も
来ない?明日オフだろ?」
宮「いや、俺今からAちゃん送って」
『あっ宮っち私なら大丈夫だよ?店の近くにすぐ
駅あるし!電車で帰ろうと思ってたから!』
宮「いや、でもタマに怒られるし。」
北「玉?」
き、き、き、北山さんが私を見てきた(汗)
北「あー!もしや玉が言ってた可愛いお友達!?」
き、き、き、北山さん!!サングラス
ちょっと下げて覗く目が可愛すぎなんですけど!!
北「Aちゃんて言うんだ。よろしくねー。」
『あっ、はいっ. . . //』
北「じゃあ宮田、待ってっから!」
北山さんが出て行くと宮っちが申し訳なさそうに
私の顔を見てきた。
宮「Aちゃん本当に送ってかなくていいの?」
『へーきだよ!駅すぐそこだよ?』
宮「キタミツ来てさ、驚かせちゃったね(笑)」
『生の北山さんはすごい可愛かった(笑)』
帰り仕度をした私は店を出ようとする。
宮「Aちゃん気をつけてね!」
『はーい。宮っちも北山さんによろしくね(笑)』
『えっと. . . 。』
駅のホームに着くと時刻表を見て時間を確かめる。
『あれ』
パスケースを出そうとした時にスマホが鳴り出す。
こんな時間に誰だろう……?
慌ててスマホをバッグから取り出すと…
『!』
そこには「玉森裕太」の文字が見えた……。
ねぇ裕太くん
誰かが誰かをいつも支えてるように
あの月でさえ太陽の光で輝いてるんだよ
宇宙の法則の中ではみんなひとりじゃないんだよ
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作者名:たまみく | 作成日時:2018年12月17日 20時