kiss my heart . (ページ13)

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宮田俊哉ページ13

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ラインを返したあと裕太くんから電話があって

俺がいつも行くごはん屋さんがAちゃんの
職場の近くにあるんだけど…と、言われて

裕太くんが切り出したいつも行くごはん屋さんは
キスマイのメンバーも常連になってる個室がある
和食レストランらしい

個室は周りにバレる心配がないからいいみたい

『. . . 緊張する. . . 。』

教えてもらった和食レストランに入り店員さんに
案内され玉ちゃんが待つ個室のドアの前へ…

玉ちゃんに迎え行こうか？って言われたけど
さすがにコンサート終わりで疲れてるはずだし
悪いからと断わった

『. . . . . . よし。いざ出陣！』

ドアを開けるとそこには玉ちゃん

と宮っち

『み、み、み、宮田さん！？』

宮「どーも！宮っちでーす！」

宮っちが満面の笑顔で私にピースしてくる(笑)

『なっなんで(汗)』

「俺がAちゃんとご飯行くって言ったら宮田が
どーしてもAちゃんに会いたいって。」

宮っちを見てため息をつく玉ちゃん

宮「だってさータマに女の子の友達が出来たって
聞いて、いてもたってもいられなくてさー。」

「なんだそれ(笑)」

宮「あっAちゃん！座りなよ！ほらほら！」

宮っちが自分の隣にある座布団を叩いて私を呼ぶ

『はっはい(汗)』

お座敷なんだけど掘りコタツみたいになってる
小さな和室は向き合う形の席で

私は宮っちに勧められて隣に座る。

で、向かいに裕太くんが一人…。

目の前に裕太くんは緊張する…///

宮「Aちゃん、ＬＭビルの本屋さんで
働いてるんでしょ？本屋とか楽しそう！」

『意外と大変なんですよ。次から次へと新作の本が
出ますし(笑)』

宮「確かに！(笑)」

宮っちとお喋りする私のすぐ前で、裕太くんが
私達を見ながらウーロン茶を飲む。

何かを食べる。

そんな仕草の一つ一つが気になる…。

宮「Aちゃん。」

『はい！』

宮「タマはさ、色々めんどくさい所あったり
ワガママだったりするけど。」

「うっさい。宮田。」

宮「本当に良いヤツだから末永くよろしくね。」

そう言った宮っちの顔は真剣な表情で…

『. . . こちらこそ。』

私も真剣な表情で宮っちに答えた…。

宮「俺そろそろ出るわ。」

ご飯も食べ終わって三人でだいぶ話が進んできた
所でスマホが鳴り出した宮っちが席を立つ。

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