33:憎らしいけど好き ページ33
*
翌日、目が覚めたのは朝食を取るには遅い時間
「もうモーニングのルームサービス終わってる…」
「いいよ別に。あ、そうだヒョクからくすねてきたお菓子、食べる？」
「嫌よ！そんなの、近くにお粥食べに行かない？」
「えー？ヤダよ、チェックアウトまで部屋でまったりしよ？ね？」
そう言って、もう一度あたしを引き寄せて脚を絡めるわんこ…
あ、当たってますよオニイサン////
「まったりって…」
考えてる事わかりすぎ(汗)
「ねぇ…」
どこでスイッチが入るのか、耳元で甘いテノールがあたしをまた誘う
押し付けられたﾄﾞﾝﾍが、またすぐに硬くなる様を直に感じて
ああ、ダメだなぁ…あたしまで疼いてくるんだから
抱きしめられた体勢から、カラダを起こしたﾄﾞﾝﾍにシーツに両手を縫い付けられて
見下ろされるこの瞬間が好き
これから起きる事を考えるだけでお腹の中がズキズキ疼いてくるの
少し睫毛を伏せたﾄﾞﾝﾍが近づいて…
軽い音をさせて始まったキスは、お互いを食べるような深いものに変わる
「ん……」
優しく触れる指先が少しずつ強くなって
ﾄﾞﾝﾍの手で形を変える膨らみのその先の硬く尖るそこ
ちゅ、と吸い付くﾄﾞﾝﾍの舌
舌先で弄ばれて、そこから身体中に走る疼きで何も考えられなくなるから
ﾄﾞﾝﾍの髪に指を差し込んで、少し離そうとするけど…
ますます強くなる吸い上げに高い声が上がる
「ﾄﾞﾝﾍ、ん……っダメ……」
「A…かわいい」
「や……」
「気持ちいぃ？」
「………」
イジワル……
分かってるくせに、口に含んだままそんなとこで喋らないでよ(泣)
「ねぇ、言って？言わないと……」
やめちゃうよ？
小さく囁く悪魔に、やっぱりあたしはすぐに白旗を上げるしかない
「や……気持ちいぃ……、から…やめないで」
「ん…」
満足そうに口角を上げて微笑むﾄﾞﾝﾍが憎らしい
けど……
そういうﾄﾞﾝﾍが好きなんだからしょうがないって諦めて
そうして朝からまたトロトロに溶かされた
*
「もう！ﾄﾞﾝﾍがモタモタしてるからギリギリじゃない！」
腕時計を見ると、チェックアウトにはもうギリギリの時間
「だって！それはAがあんまり気持ちよさそうだか…フガッ」
「ちょ////やめてよ、声が大きいよ！(小声)」
慌ててﾄﾞﾝﾍの口を塞いで周りを見回すと、
口に手を当てて笑いを堪えて大きな柱に凭れてる人に驚く
「ｼﾞｪ、ｼﾞｪｼﾞｭﾝ！？」
*
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さくらこ(プロフ) - なおさん» たまちゃんありがとう( ´ ▽ ` )ﾉ (2015年5月14日 13時) (
レス) id: c51219206a (このIDを非表示/違反報告)
なお(プロフ) - たまです！よろしくです！！ (2015年5月6日 10時) (レス) id: 16c897f07e (このIDを非表示/違反報告)
さくらこ(プロフ) - myeongmiさん» myeongmiさん、コメントありがとうございます( ´ ▽ ` )ﾉそう言っていただける私こそ、幸せです（ ; ; ）ありがとうございます！次のお話も楽しんでもらえるように頑張ります！ (2015年3月21日 12時) (レス) id: c51219206a (このIDを非表示/違反報告)
さくらこ(プロフ) - ミナさん» ミナさん、コメントありがとうございます！ホント、夢でもいいからこんなかっこいいﾄﾞﾝﾍさんと同じ会社で働いてみたい！！次のヒョクちゃんのお話も楽しんでもらえるように頑張ります！！ (2015年3月21日 12時) (レス) id: c51219206a (このIDを非表示/違反報告)
さくらこ(プロフ) - ようこさん» ようこさん、レスが前後しちゃってごめんなさい(>_<)コメントありがとうございます！リーマンﾄﾞﾝﾍさん、楽しんでもらえて嬉しいです！次のヒョクちゃんのお話も楽しんでもらえるように頑張ります！ (2015年3月21日 12時) (レス) id: c51219206a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくらこ
| 作者ホームページ：http://id41.fm-p.jp/390/cherryhae15/
作成日時：2014年11月22日 18時
