41:誘ってない！ ページ41
*
「ねえ、本当に行くの？」
「うん、なんで？イヤ？」
「くぅ〜ん」って、鳴き声が聞こえそうなわんこみたいな顔されたら
拒めないってわかってやってるよね？絶対！！
「え！？いや、そういうわけじゃ…」
「じゃあ決まりね？そうと決まれば早く用意しよ？
ヌナ、先にシャワーしてきなよ。ほらその、浴びたいでしょ？」
ニヤッと笑って
ちょっと離れて、まじまじとあたしの身体を見るﾄﾞﾝﾍ
「バ、バカ///」
そりゃ、あんなに汗かいたし、そうだけど///
そんな風に言われると恥ずかしいじゃない(汗)
「ん？どした？あ、一緒に…スル？」
「ダ、ダメ！！」
ﾄﾞﾝﾍと一緒になんてダメ！！絶対それだけじゃ済まない気がするし←
ﾄﾞﾝﾍったら、アタフタするあたしを面白がってる！！
あぁ、完全にﾄﾞﾝﾍのペース！
「ちぇ、そんな全力で拒まなくても」
そんなﾄﾞﾝﾍの空々しい呟きはムシして
あたしは急いで落ちてたﾄﾞﾝﾍのシャツを拾って袖を通した
「ヌナ…それヤバイ」
「え？キャッ！」
立ち上がろうとする手首を掴まれて、不意にベッドに組み敷かれた
「ちょ、ﾄﾞﾝﾍ？」
「素肌にオレのシャツとか、反則だろ？もしかして誘ってる？」
「さ、誘ってない！///」
だって、自分のだとお尻見えちゃうし、この下着は履きたくないし
手っ取り早いから着ただけなのに(汗)
ﾄﾞﾝﾍの視線が
あたしの目から少しずつ降りて、唇に辿り着いて顔が近づく
「い、行かないの？」
「………ぁあああ〜！」
突然、ばったりとあたしの胸に倒れて
大きく息を吐いたﾄﾞﾝﾍは下からあたしを見上げて
「行く…」
って小さく呟いた
とんがった唇がかわいい////
ダメよ〜、あたしの方が行きたくなくなるじゃない！
やっとの事で交代でシャワーして
簡単にメイクして、身支度を整えた
ふと、チェストに置いた細長い箱が目に入った
ハナと一緒に行ったセレクトショップで買ったネクタイ…
少しだけ、躊躇して
あたしはその箱を手に取った
「あの、ﾄﾞﾝﾍ…？」
「ん？」
ﾄﾞﾝﾍは袖口のボタンを留めながら振り向いた
「これ…本契約のお祝いに、って思って」
「え？オレに！？」
「う、うん…」
「ウソ……マジで？？嬉しい」
見上げたら、なんかうるうるしてる？
「ちょ、ﾄﾞﾝﾍ？そんないいものじゃないし…」
フワ、と
優しく、胸に抱き寄せられた
*
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さくらこ(プロフ) - 彩さん» 彩さん、ありがとうございます( ´ ▽ ` )ﾉこれからもよろしくお願いします♪ (2014年11月24日 21時) (
レス) id: c51219206a (このIDを非表示/違反報告)
さくらこ(プロフ) - ゆいさん» ゆいさん、ありがとうございます♪引き続きよろしくお願いします( ´ ▽ ` )ﾉ (2014年11月24日 21時) (レス) id: c51219206a (このIDを非表示/違反報告)
彩(プロフ) - 読めました。更新楽しみにしています。 (2014年11月24日 21時) (レス) id: a4dd4acfd9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - 見れました！ 本当、続きが読めて嬉しいです！ (2014年11月24日 19時) (レス) id: 6061a04eaa (このIDを非表示/違反報告)
さくらこ(プロフ) - 彩さん» 彩さん、新しいお話読めてますか？編集中だったのでパスワードをかけさせてもらってました。言葉足らずですいませんでしたm(._.)m (2014年11月24日 17時) (レス) id: c51219206a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくらこ
| 作者ホームページ：http://id41.fm-p.jp/390/cherryhae15/
作成日時：2014年9月24日 19時
