先生？ [N.T]

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: takahiro









やっとAの気持ちを聞くことができた。


今、幸せで幸せで

たまらない。



でも









西「…ごめんな？」


「な、んで？」


西「一応、先生と生徒っていう関係上、バレたらお互い立場が危ない、」


「…うん」


西「だから、まだ待っててほしい。」

西「Aが卒業するまで、」


「………ん、待ってる、ずっと…」









今すぐにでも言いたい

Aは俺のものだから、って


でも、仕方ないんだ

こうするしかない。









西「まだ他の生徒みたいにデートしたりはできない、」

西「それでも俺のこと好きでいてくれる？」


「…ッ…、」









Aはまだ涙を流しながら

力強く頷いて

細い腕で

俺をぎゅ、と抱きしめた









西「ありがと…」


「…だいすき、だいすき」









小さい体で

精一杯

俺に気持ちを伝えてくれる。


そんなところも可愛くて

一生守ってやりたい、そう思った。









西「おれも、だいすき」

西「…いや、あいしてる」









耳まで赤らめるAを

俺も力強く

抱きしめ返した。









.









西「少しでも一緒にいれるように居残りは続けようね〜」


「まだ勉強するの！？」


西「んー、大人の勉強もしなきゃ、ね？」












俺はAに触れるだけのキスを落とした。

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