先生？ [N.T]

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: you









西「…でも今日は時間ないし、帰ろっか」


「……ん…、」









たくさん抱きしめられて

何回も頭を撫でてくれていたから

すこし寂しい。









西「そんな寂しそうな顔すんなって、」

西「……、止められなくなる…」









先生もそんなことを言いつつ

寂しそうな顔をしている









「先生も寂しそうな顔してるよ？」


西「……うるせ、」


「先生かわいい」


西「かわいい言うな」









おでこをコツン、と当てて

たわいもない会話をしていると

目が合って

引き寄せられるように

唇を重ねた。









「…ん、」


西「…もう、ダメ…、止まれなくなる」


「…止まんなくてもいいのに」


西「…ッ、バカ……、今だとAが帰るの遅くなって親御さん心配するだろ？」


「わたし1人暮らしだし」


西「…え、そうだったの？初めて聞いたんだけど」


「初めて言ったもん、」


西「じゃ、今度バレないように泊まりに行こ」


「…はい？？」


西「とりあえず！今日は遅いから、明日な？」









今日は先生に甘えたい気分だったけど

先生が言うなら仕方ない









西「…ぶっ、なんだよその顔(笑)」


「わたしどんな顔してます？」


西「不満そう、」


「だって、今日甘えたかったんだもん」


西「……」


「…え？せんせ？」


西「……Aかわいすぎだって…、/」









わたしの頭を

すこし乱暴に撫でた先生の耳は

すこし赤くて、

先生の新しい一面を発見して

うれしくなった。

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