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: you
優しく抱きしめられて
また寂しくなった。
先生がそばにいるのに、
先生が抱きしめてくれているのに、
胸が苦しくなった。
「…隆弘……?」
西「…ん?…どした、」
ぎゅ、と抱きしめている力を強めて
「…も、いっかい…」
西「……なに?」
「……もう一回、して…ッ?」
隆弘は少し困ったように笑って
イケナイこと教えちゃったかなぁ、なんて
呟きながら
わたしにたくさんのキスを降らせて
わたしにたくさんの愛情を注いで
わたしにたくさんの快感をくれた。
____________
「ワガママ、言ってごめんなさい…」
西「…んー、俺は嬉しかったけど?」
「…………、ド変態。」
西「もう一回とか言ってきたお前の方がド変態だろ。」
「うっ、……なんとも言えません…、」
あの後、もう一度
愛し合って、
気がつくともう夜の9時をまわっていたので
今日も先生に送ってもらった。
西「今度、お前の家に泊めてよ」
「バレますよ?」
西「こっそりこっそり。」
「先生がいいならいいですけど…、」
西「……、」
「せんせ?」
西「あのさ、2人でいるときは名前で呼んでよ」
先生が頬を膨らませて
子供みたいにいうもんだから
あまりにも可愛くて
「……ふ、かわい」
西「うっせ、ばかにすんな。」
隆弘と他愛もない会話をしていると
あっという間にアパートに着いた。
「せん、隆弘…!……おやすみ、」
わたしが車を降りようとすると
先生はわたしの手を引いて
ちゅ、とキスをした。
西「さっき、かわいいって言ったお仕置き。」
先生が堂々とキスなんてするもんだから
一気に恥ずかしくなって
もう一度、おやすみなさい!と言って
ドアをバン、と勢いよく閉めて
アパートに駆け込んだ。
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みく(プロフ) - mさん» ありがとうございます!!この作品を続けようかなと思っております\(^^)/ (2018年4月8日 18時) (レス) id: df859c7574 (このIDを非表示/違反報告)
m - 面白いです!!!続けてほしいです! (2018年4月8日 17時) (レス) id: f201cfe89c (このIDを非表示/違反報告)
みく(プロフ) - はづこ。さん» そう言っていただけてうれしいです( ; ; )ありがとうございます!これからも頑張って行きますのでよろしくお願いします! (2018年4月6日 23時) (レス) id: df859c7574 (このIDを非表示/違反報告)
はづこ。(プロフ) - この作品とっても大好きです!更新頑張ってください!♪ (2018年4月6日 22時) (レス) id: 8b66f080ab (このIDを非表示/違反報告)
みく(プロフ) - ゆなさん» こんばんわ!ありがとうございます( ; ; )いつ気持ちが通じるのかドキドキしていただけてうれしいです!これからもぜひよろしくお願いします!! (2018年4月6日 7時) (レス) id: df859c7574 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みく | 作成日時:2018年3月30日 23時