赤い眼の子、刀の神様【カゲプロ】【刀剣乱舞】 (ページ26)

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不幸になっていくページ26

ﾊﾞｼｬｯ

アヤノ「4人とも！！」

つぼみ「お姉ちゃん…」

修也「ホントなの……？お母さんが死んだって…」

「嘘だ…お母さんが死ぬわけ……！」

お母さんがﾀﾋんだ。考古学者の仕事でお父さんと山道を通っていた時土砂崩れにあって運良くお父さんは助かった。

けど、お母さんは……助からなかった

お葬式では3人が泣いた。でも、Aは…

アヤノ「……ｯ！」

泣かないように、嗚咽を漏らさないようにただそこで耐えていた

お父さんはお母さんの方の家の人に謝っていた

·

その日から、お父さんとAはおかしくなった

お父さんはなにかに取り憑かれたかのように部屋に篭って何かをし始めた

Aはどうしたかというとお父さんを睨んでいた。何かに気づいているのか

答えは簡単だった。

雨の日だった。私が帰った時3人がいないことが分かった

Aだけは家の中にいたようだけど探しても見つからない。結果行き着いたのは「入ってはいけない」と言われていたお父さんの部屋

アヤノ「A～……？いるなら早く出ておいで～はや……」

「……ｯ!!」(ﾊﾞｻﾊﾞｻｯ)

そこにはAがいた。私に気がついたのか持っていた資料を手からこぼした

アヤノ「もー、ダメでしょ？これはお父さんの仕事の書…えっ……？」

それに書かれていたのは私の先輩であり友達だった人達の写真。そこには【虚弱体質】や【睡眠欲求】…そして

アヤノ「【終わらないセカイ】……？蛇の力でお母さんを助ける……？」

「そ、それで……」

アヤノ「……？」

「姉ちゃんの友達を使って力を全部こっちにやるって…その為にはその2人は…死ななきゃいけない。それにお母さんを蘇らせるのには私達の中にいる力も使うって……！」

アヤノ「それって……！」

『家族や知り合いの命を使ってお母さんを蘇らせる？』

アヤノ「そっ、そんなのやだよ！そんなのは……！」

修也「姉ちゃん？A？」

弟の修也。頭が切れて、なんでもわかってしまう

アヤノ「しゅ、修也……お願い手伝って」

これ以上、不幸になるのは嫌だ。そう思った