コラボ【暗殺教室】�� ページ5
職員室の用意された机に座り、ある資料を眺めるA
「樋口先生？」
「あら、烏間先生、まだいらしたんですね」
鞄を持った烏間が入ってきた
「これから帰るつもりです。生徒達の資料ですか、何か気になる事でも？」
「面白い子達を見つけたので、どうしてか気になっただけです。人間は面白いですね、その環境で身に付いた才能がこんな形で開花させる事になるなんて」
足を組み、楽しそうに資料を見る
それを複雑そうに見る烏間
「・・・・彼らにこんな事をさせている立場の俺が言う事ではないが、出来る事なら、彼らには真っ当な道を歩んでほしい・・・不幸な人生にはしたくない」
「ならばそうすればいいじゃないですか」
「え」
Aはふふっと笑う
「烏間先生、貴方はご自分をどう思っているのかは知りませんが、生徒達は貴方を信頼していると思いますよ」
「信頼？」
「殺せんせーと同様、貴方はこのクラスの“先生”なのです。本物の教師でも貴方程生徒に向き合い、話をする人は多くはありません。特にこのクラスは“見放された”子供達のたまり場。誰一人と教師と話をした事などないでしょう」
Aは資料をファイルにしまい、机の引き出しにしまう
「貴方は教師として、とても立派だと思いますよ、烏間先生」
「そう、だろうか」
難しい堅い表情が、少し緩んだ
「なら・・・光栄だな・・・」
「ふふっ・・・さて、私もそろそろ帰りますね」
「あぁ、気を付けて」
「烏間先生も」
赤縁の眼鏡の奥の瞳を細め、形のいい唇が弧を描く
「“夜の学校”にお気を付けて」
「え？」
意味ありげな言葉にAの姿を探すが、すでに彼女はいなかった
「ヌルフフ・・・夜の学校で樋口先生と密談なんて、烏間先生も隅に置けませんねぇ」
「どっからわいて出てきた(怒」
殺せんせーと烏間が戯れている頃、Aは階段を降りていた
その途中に誰かの影を見つけ、近付く
「今日の鼠はそれだけかしら」
「あ、Aさん・・・じゃなくて、樋口先生」
敦は慌てて言い替える
「どっちでも良いわよ、学校じゃないんだから」
Aは芥川の異能で拘束された怪しげな人に目を向けた
「俺達が探している奴とは無関係なようだ」
どうする？と織田が首を傾げる
「無関係ならいらないわ。好きにしなさい。龍之介」
「はっ」
異能を解けば、すぐに織田と敦が縄で縛る
「軍警に届けてくる」
「行ってらっしゃい」
四人は二つに分かれ、歩き去っていった
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碓氷時雨(プロフ) - 大倉��子さんの「��」は、音読みで「ヨウ、ユウ、オウ」訓読みで、「さかん」と読みます。訓読みの「さかん」で調べると早く出てくるのでおすすめです！更新頑張ってください！！ (2020年1月7日 15時) (
レス) id: d4ecd76fec (このIDを非表示/違反報告)
沙月(プロフ) - 文ストのコミックも出ましたなぁ…更新ありがとうございます (2020年1月6日 20時) (レス) id: 05be0b6c74 (このIDを非表示/違反報告)
夜 - とても面白くていつも続きを楽しみにしてます。もし可能ならば鬼滅の刃とのコラボも読んでみたいなーと思ってます。これからも水琴さんのペースで更新頑張ってください！ (2019年12月31日 8時) (レス) id: c9a43346ff (このIDを非表示/違反報告)
すず(プロフ) - 妖怪パロの内容だけと言わずにかけたら書いて欲しいです！ (2019年9月28日 21時) (レス) id: 7e02cb7fdb (このIDを非表示/違反報告)
マッキー(プロフ) - 評価とお気に入り登録しました！更新頑張ってください！ (2019年9月11日 15時) (レス) id: 1f3e6b65e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水琴 | 作成日時：2019年7月7日 18時
