番外編【さくらと雪の日】�� ページ16
「驚きました、織田作さんが以前言ってた情報提供者って、さくらさんの事だったんですね」
子供達から離れたところで飲み物を開ける三人
「ふふっ」
「まぁな」
小さく笑うAと何とも言えない表情をする織田作
「さくらさんはいつもこうして服や食料を？」
「えぇ、ここには情報がよく入るから」
「そうなんですか？」
「働く場所や必要品を提供する代わりに、様々な情報を集めてくる。それがさくらさんのやり方だ」
「それって・・・危険なんじゃ・・・」
心配そうな敦に、笑みを浮かべるA
「そこまで危ない事はさせないし、将来の危機管理に役に立つかもしれないでしょ？」
「うーん・・・そういうものですか？」
「こういう所から出ていくからな・・・危機管理は必要だな」
「そういうものですか・・・・」
「ふふっ」
「お姉ちゃーん！」
遠くから手を振る子供達
「敦お兄ちゃん！遊ぼー！」
「え？僕？」
「行ってこい、敦」
子供達に引っ張られていく敦だった
「・・・そう言えば、マフィアの貴女とはまだ会ってなかったんですね」
「えぇ、まだその時じゃなかったから」
「驚くでしょうね・・・」
「ふふっ・・・楽しくやってそうね」
「太宰によく振り回されてますよ」
そんな織田にまた笑うA
「今日だって、あいつが来るはずだったんですけど」
「そうなの？」
「寒いと言ってどこかに行きました」
「あらあら」
子供達と遊ぶ敦
その様子を見つめるA
「・・・・ねぇ、作之助」
「はい？」
「後悔してない？」
「・・・・・貴女のもとを離れた事は後悔してます・・・無茶ばかりされるので」
「あら？」
「けど、探偵社に入った事は後悔してませんよ。人助けが出来ますし、それとなく貴女を助ける事が出来ます」
「貴方も言うようになったわねぇ・・・・」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
子供達に別れを告げ、貧民街を出た三人
「今日はありがとう、また時間があったら寄ってあげて。私はあまり来れないから」
「はい！勿論！色々教えてくれて、ありがとうございました、さくらさん」
「さくらさん、またよろしくお願いします」
「えぇ、こちらこそ」
Aは敦に目を向け
「貴方の同居人の子、宜しくね」
「はい！」
別れた三人
「・・・・・・・・・あれ？」
「？どうした、敦」
立ち止まる敦
「(僕・・・さくらさんに鏡花ちゃんの話したっけ・・・・？)」
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碓氷時雨(プロフ) - 大倉��子さんの「��」は、音読みで「ヨウ、ユウ、オウ」訓読みで、「さかん」と読みます。訓読みの「さかん」で調べると早く出てくるのでおすすめです！更新頑張ってください！！ (2020年1月7日 15時) (
レス) id: d4ecd76fec (このIDを非表示/違反報告)
沙月(プロフ) - 文ストのコミックも出ましたなぁ…更新ありがとうございます (2020年1月6日 20時) (レス) id: 05be0b6c74 (このIDを非表示/違反報告)
夜 - とても面白くていつも続きを楽しみにしてます。もし可能ならば鬼滅の刃とのコラボも読んでみたいなーと思ってます。これからも水琴さんのペースで更新頑張ってください！ (2019年12月31日 8時) (レス) id: c9a43346ff (このIDを非表示/違反報告)
すず(プロフ) - 妖怪パロの内容だけと言わずにかけたら書いて欲しいです！ (2019年9月28日 21時) (レス) id: 7e02cb7fdb (このIDを非表示/違反報告)
マッキー(プロフ) - 評価とお気に入り登録しました！更新頑張ってください！ (2019年9月11日 15時) (レス) id: 1f3e6b65e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水琴 | 作成日時：2019年7月7日 18時
