6本目。 ページ7
＊翌日＊
ド緊張しながらAの部屋の前に立つ。
や、まさかな…。
そんな、出会ってそうそう…ないない！！
いやでももしかして！？←
震える指をインターホンに軽く押し当てれば、ぴんぽーんと聞きなれた音が聞こえる。
数秒後、部屋の中からパタパタと慌ただしい音が聞こえ、がちゃりと勢いよく玄関の扉が開いた。
｢いらっしゃい！！
おはよう！｣
｢お、おはようA｣
扉から顔を覗かせて微笑むA。
今日は髪の毛お団子だ…。
似合う。
って俺は変態か。
｢ささっ、あがってあがって！｣
その言葉を聞き、俺は｢おじゃましまーす…｣と足を踏み入れた。
中は以外と俺は物が少なく、すっきりとした空間だった。
女の子の部屋ってもっと物が沢山あって、ピンクっぽい感じだと思ってたなぁ。
Aの部屋は白で統一されていて、爽やかな印象さえ与えている。
｢適当に座って〜｣
そういいながらAはトレーにマグカップを2つのせて運んでくる。
俺が座ったソファの前にあるローテブルにことんと置くと、俺の隣に座った。
｢あのさ、夏樹…｣
｢な、なに？｣
なぞに速くなっている鼓動を抑えるために、マグカップに入っている飲み物に口をつける。
ココアのようだった。
｢夏樹はさ、
ゲーム好き？｣
｢げ、ゲーム？
好きだけど…｣
するとAはぱぁぁぁっと瞳を輝かせて、どこから取り出したのか、1本のゲームカセットを掲げた。
｢じゃあ、これ一緒にやろっ！！｣
｢バイオエスケープ2？｣
パッケージには恐ろしげなゾンビから逃げる主人公がプリントされてある。
｢これ、いまから大人気のゲームじゃん！
俺もやりたいと思ってたんだよ！！｣
｢あたしもやろうと思って買ったんだけど…
これね、2人で遊ぶ専用のストーリーモードがあって…すっごく気になってたの！！
一緒にやってくれない？｣
パッケージの裏には、確かに2人専用のモードがありますと記入されている。
なんでも2人でクリアすると、プレミアストーリーを見ることができるらしい。
これは気になる。
ぜひ見たい。
バイオエスケープ1をプレイした者として、プレイをしないといけないような謎の使命感さえ生まれた。
｢もちろん！！
一緒にやろっ！｣
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リみみ - ぽきさんは北川大雅です！上からでごめんなさい (2018年6月7日 20時) (
レス) id: e4407b93c6 (このIDを非表示/違反報告)
ミルコ(プロフ) - 名無し君さん» (確かに…)て、テンパってそこまで頭が回らなかったということで！！ (2017年6月9日 7時) (レス) id: 8f15edc2e9 (このIDを非表示/違反報告)
ミルコ(プロフ) - ミッキーさん» まぜちゃん… (2017年6月9日 7時) (レス) id: 8f15edc2e9 (このIDを非表示/違反報告)
名無し君 - 鍵って大家(管理者)に頼べば合鍵で開けてくれるのでは？ (2017年6月9日 7時) (レス) id: 3a9ab4d4e9 (このIDを非表示/違反報告)
ミッキー - 『黄身ちゃんをヘラちゃんでまぜちゃん。』 (2016年12月1日 23時) (レス) id: b0dbcdb014 (このIDを非表示/違反報告)
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