38本目。 ページ39
俺と清川さんとやらの会話が途切れた時。
｢あれ…もしかしてあなた、キヨくん？｣
目の前に座っていた祐介が清川さんを指さして目を丸くする。
え、『キヨさん』って…
｢あれ、…みやゆうくん？｣
清川さんも祐介を指さして声を上げた。
その間でキョロキョロとしているのが俺とA。
｢え、久しぶり！
キヨくん、元気してた？｣
｢うん、久しぶり。
うん、元気だったよ。
みやゆうくんは？｣
｢俺はこの通り元気いっぱいさ！｣
どうやら知り合いらしく、親しげに会話が弾んでいる。
とりあえず、状況があまり掴めておらず、目を丸くしたままのAに声をかけることに。
｢ねぇ、清川さんって…｣
｢あ、咲夜くんはね最終兵器俺達っていうグループの1人の『キヨ』。
ゲーム実況してる人なんだよ！｣
｢やっぱり？
祐介と面識あったんだね｣
｢みたいだね…
どこで絡みがあったのか検討もつかないよ…｣
完全に2人の世界となって話し込んでるおふたりさん。
俺とAは顔を見合わせて、ただただ笑うしかできない。
｢2人なんかほっといてスイーツ取ってこようよ！｣
｢ん、賛成！｣
2人で立ち上がって、スイーツが沢山置いてあるテーブルへと近づく。
キラキラと光るスイーツは、見るからに美味しそうなものばかり。
｢やっぱり全部美味しそう…｣
｢さっきAなんか食べてたよね？｣
｢うん、さっきはあそこのミルフィーユとシュークリーム、ガトーショコラを食べた！｣
ケーキだけでもこれでもかというくらいに種類がある。
単にショートケーキと言っても、フルーツやトッピング、デザインが違うようで選べるようだった。
｢うーん、次は何にしよう…
あ、みて夏樹！
フォンダンショコラがあるよ！｣
｢食べるの？｣
｢もちろん！｣
笑顔でフォンダンショコラをお皿にのせるAは本当に楽しそうで。
なんだか俺まで楽しくなってくる。
｢あ！
みてみて夏樹！
おっきいモンブラン！｣
｢モンブラン食べようかな〜｣
｢のせたげるからあたしにもちょうだい！｣
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リみみ - ぽきさんは北川大雅です！上からでごめんなさい (2018年6月7日 20時) (
レス) id: e4407b93c6 (このIDを非表示/違反報告)
ミルコ(プロフ) - 名無し君さん» (確かに…)て、テンパってそこまで頭が回らなかったということで！！ (2017年6月9日 7時) (レス) id: 8f15edc2e9 (このIDを非表示/違反報告)
ミルコ(プロフ) - ミッキーさん» まぜちゃん… (2017年6月9日 7時) (レス) id: 8f15edc2e9 (このIDを非表示/違反報告)
名無し君 - 鍵って大家(管理者)に頼べば合鍵で開けてくれるのでは？ (2017年6月9日 7時) (レス) id: 3a9ab4d4e9 (このIDを非表示/違反報告)
ミッキー - 『黄身ちゃんをヘラちゃんでまぜちゃん。』 (2016年12月1日 23時) (レス) id: b0dbcdb014 (このIDを非表示/違反報告)
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