27本目。 ページ28
｢ごめんね、もしかして寝てた…？｣
｢いや、起きてボーッとしてたよ。
何しようか考えてたところだった｣
着替えてなかっただけ！と笑う。
朝からバタバタさせてしまって申し訳ないな…。
｢そうだ！！
これ、焼いてきたの。
おやつにどうぞ！｣
持っていた袋を渡す。
中身をみた夏樹は目を輝かせる。
｢うわ、ありがとう！！
後で一緒に食べよ！｣
嬉しそうに受け取ると、ニコニコしながらクッキーをキッチンへと運んだ。
喜んでもらえてよかった。
｢そういえば、今日はどうしたの？｣
｢あ、そうそう…｣
アイスティーを運んできてくれた夏樹はソファにぽふっと座る。
あたしもその横に座った。
｢昨日、夏樹すぐ帰っちゃったじゃない？
あれもしかしてあたしのバカ幼馴染みのせいなんじゃないかと思って…
謝りに来たの｣
｢え、あ…なるほど｣
何故か苦笑いをする彼。
グラスに入ったアイスティーをカラカラとストローでかき混ぜた。
｢気にしなくてもいいよ。
別に、ただ用事があっただけだから｣
｢ほんとに？
あいつに何か言われたりしてない？｣
｢うん。
ていうか俺とその幼馴染みが喋ってる時Aいたでしょ！｣
｢あ、ほんとだ｣
夏樹は忘れてたのかよ、とツッコミつつも笑う。
それに釣られてあたしも笑いをこぼした。
｢Aってさ、あの幼馴染みと付き合ってるの？｣
｢ぶっ……
何を…！？｣
突如真顔で夏樹が聞いてくるものだから、あたしはアイスティーをグラスの中に吹いてしまった。
｢え、あたしが咲夜くんと？
ないないないない……
トレ○ンの斉○さんの毛根が復活すると同じくらい有り得ない｣
｢え、そうなの？｣
｢うん、それだけはない。
頼まれてもヤダ｣
ボロクソじゃねーか、とまた可笑しそうに頬を緩める。
でもさっきと違って、彼の表情が柔らかく見えた。
…気のせいかな？
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リみみ - ぽきさんは北川大雅です！上からでごめんなさい (2018年6月7日 20時) (
レス) id: e4407b93c6 (このIDを非表示/違反報告)
ミルコ(プロフ) - 名無し君さん» (確かに…)て、テンパってそこまで頭が回らなかったということで！！ (2017年6月9日 7時) (レス) id: 8f15edc2e9 (このIDを非表示/違反報告)
ミルコ(プロフ) - ミッキーさん» まぜちゃん… (2017年6月9日 7時) (レス) id: 8f15edc2e9 (このIDを非表示/違反報告)
名無し君 - 鍵って大家(管理者)に頼べば合鍵で開けてくれるのでは？ (2017年6月9日 7時) (レス) id: 3a9ab4d4e9 (このIDを非表示/違反報告)
ミッキー - 『黄身ちゃんをヘラちゃんでまぜちゃん。』 (2016年12月1日 23時) (レス) id: b0dbcdb014 (このIDを非表示/違反報告)
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