大嫌いなはずの先生達２【紫】【橙】【桃】

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夢主side



ななもり先生、悪夢の上、高熱で弱りまくってる…


あえて夢の内容は聞かないことにした。


さっきから、ずっと、先生の背中をトントンしている状況。



『落ち着きましたか？』


な「うん…ごめんね…」


『何がですか？』



正直、一瞬ビックリした。


ななもり先生も、あんな言い方するんだなって。



な「んん…寒…」


『大丈夫ですか？もう少し布団出しますか？』


な「もうちょっと…強く抱きしめて…？」


ギュッ


な「ありがと…」



ななもり先生可愛いんです。


可愛いんですけど、体重ほとんどこっちに乗っかってきてて


少し痛いというか重いというか…


結構熱いし…



『そろそろ寝転びましょうか…』


な「あ…うん…ほんとにごめんね…」


『先生が謝ることないですよ。』



私がそう言うと、ななもり先生は少し口角を上げて、ありがとうと言った。


先生も、弱ると可愛いなぁ…


あ、いつも可愛いよ！？



『お昼食べられそうですか？』


な「…わかんない…」


『でも何か口にしないと…』


な「ゼリー…とかじゃ…ダメかな？」


『良いですよ？実はですね、行きしに買ってきたんですよ』


な「…え…？ご、ごめんね…？気、使わせちゃって…」



…好みがわからなかったから、


カップのゼリー６種類とゼリー飲料3種類買ったなんていえない…



『なんのゼリーが好きなんですか？』


な「なんでも…好きだよ…？」


『カップゼリーかゼリー飲料かどっちが良いですか？』


な「…カップのゼリーがいい…」


『了解です。』



その後、食べさせてあげたりなんやらして、2日で完治！！


私の手厚い看病のおかげだね！！

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