大嫌いなはずの先生達２【紫】【橙】【桃】

#89 ページ39

ななもりside



『おはようございます！』


「「「おはよう！！」」」



元気よく挨拶をするAちゃん。


昨日のキスで意識しすぎて


まともに顔も見られない…



遠「A、先生達に何かしたの？」


『んーん。してない。』


ジなさ(堂々と嘘つくな！！)


『先生私に何かされた？』ニヤッ



可愛い聞き方してるけど笑顔が悪いよ！！


遠井さんはそれに気づいてない。



遠「あ、先生。」


ジなさ「ん？」


遠「Aの事好きならアピールしなよ！」


ジなさ「！？」



遠井さんが、他の友達と話しに行った


ほんの少し遠くにいるAを指差した。



『ねえ、大事な話があるんだけど…』


るこ莉「うん？」


『放課後いいかな…』


るこ莉「了解！」



少し嫉妬してしまう。


俺らとAちゃんは歳が離れてるから


そういう部分でも


るぅとくん達に勝ち目がない気がする。



ゆ「先生恋愛下手ね〜」


も「恋してない奴が言うなよ。」


ゆ「愛が重すぎる人に言われたくないわ」


も「なんだとテメー、やんのか？」


『ほらやめなさい。』



…そうだよね。俺ら恋愛下手だよね…


いや違う！！


Aちゃんが鈍感すぎるだけ！！



サ「違う。Aが鈍感すぎるだけだ。」


『私？』


サ「ああ。」


『てかなんの話…？』



1人だけついてこれてない


可愛いAちゃんだった。

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