大嫌いなはずの先生達２【紫】【橙】【桃】

#77 ページ27

夢主side



な「じゃあ出発！！」



現在レンタカーの中。


私は乗り気じゃなかった。


酔いやすいわけじゃないけど…



『ななもり先生、運転よろしくお願いしますね。』


な「うん！」



運転席に、ななもり先生、助手席には、ジェル先生。


私の隣は、さとみ先生。



『〜♪♪』



イヤホンをつけて、鼻歌交じりに歌った。


気を紛らわす為に。



ジ「Aめっちゃ声綺麗よな。」


『ありがとうございます。』


ジ「1年の時の通知表どうやったん？」


『全部オール5の、オールAでした。』


ジなさ「えっ！？」


ジ「凄いなぁ…」



30分後…


何やらさとみ先生の顔色が悪い。


酔ったか…？



『あとどれくらいで着きますか？』


な「ん〜1時間くらいかな。」


『了解です。』



さとみ先生耐えれるかな？


さとみ先生なら大丈夫だろうけど…



『さとみ先生、膝貸しますよ。』コソッ


さ「…え…？」


『酔っちゃったんですよね…？』コソッ


さ「…ありがとな。」



さとみ先生、私の膝の上で睡眠。


まあ、10分くらいで起きたんだが…



さ「ん…」


『あれ、起きましたか？』


さ「うん。」


『楽になりましたか？』


さ「ああ、だいぶ。ありがとな。」


『いえいえ。』



そんな先生とは、裏腹に今度は私がヤバいかも。


あの日のことがフラッシュバックしかけてる…


あれ以降、車乗ってなかったからかな…

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