大嫌いなはずの先生達２【紫】【橙】【桃】

#75 ページ25

るぅとside



突然家に押しかけてきたAちゃん…



『お邪魔します。』


る「え！？Aちゃんどうしたんですか！？」


『先生達と口喧嘩した。』


る「え」



Aちゃんが喧嘩…？


いつぶり…？



る「と、とりあえず上がって！」


『ごめんね。』


る「ううん！頼ってくれて嬉しいですよ！」



とりあえず、僕の部屋に案内し、事情を聞いた。



る「…僕は、先生達が悪いと思います。」



過去も知らずに脅してる時点で先生達が悪いんだから。



『ん〜…なんか、楽になった！ありがと！！』


る「いえいえ！また何かあったら言ってね！」


『…ねえ、もう一個付け足して良い…？』


る「うん…？」


『最っ低、大っ嫌いと言ってしまった…』


る「あはっw」



Aちゃんが、そういう風に言ったの初めて聞いたもんだからつい…


最低大嫌いか…



る「2割くらい、Aちゃんが悪いですね…」


『だよね。…帰りづらいから泊めて？』


る「え？」


『ダメ？』


る「全然良いですよ！！」



久しぶりにお泊り…


Aちゃんが嫌がることはしないって昔から決めてるから、


もちろん襲ったりとかしないよ？


ただ純粋に、頼ってくれてることが嬉しいんだ。

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