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第1章 ページ9

はいいい!?

てか、私、こんな性格だったよね!?
分かんない!人見知りだから猫かぶってるかも!

「と、とりあえずっ!1ヶ月だ!」
小声で叫び、階段を降りた。


キッチンの扉を開くと、エプロン姿の凛月。
リアルっすね。

「何、作るのかね?」
そう尋ねると、
「んーと、ロールケーキとシュークリーム?」
と、可笑しい答えが返ってきた。
可笑しいなんてレベルじゃないのは気のせいじゃないと思う!
……うん。
とりあえず、
「夕飯じゃないね?」
苦笑いで聞き返す。

凛月は『えー』と、言った後に
「なにがいい〜?作るのはいいけど、決めるの面倒〜」
と、聞き返された。
いやいやいや!聞き返すな!てか、
「私も考えるの無理なんだけど」
お陀仏顔をして答える。

「ぐーぐる先生で調べて〜」
ポイっと、スマホが投げられて飛んできた。
それをキャッチして、ロック画面をスライドする。

えーっと、グーグル先生は……
これか!

インターネットのアイコンをタップして、『夏 お菜』と打ち込む。

「どれにしやす?茄子の麻婆豆腐とか出てきたよ?」

画面には沢山の文字に写真。
それを次々にスクロールして見ていく。

首を捻っていると、横に凛月が来た。
そして、上からスマホを覗き込む。

凄い、距離近いっす。
うわあ。とか内心思ってると

「ん〜と、このホイル焼き?」
手が伸びてきて、1つのレシピをタップした。
詳しい作り方に必要な材料が画面に映し出される。

材料は……サーモンと野菜とレモン汁と……とりあえず
「魚と野菜あるっけ?」

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ももいちご。(プロフ) - 柊葉 美恋さん» いえいえ! 頑張ってください(^^♪ (2017年5月28日 23時) (レス) id: ade25ba987 (このIDを非表示/違反報告)
柊葉 美恋(プロフ) - ももいちご。さん» 擬人法と情景ですね…ありがとうございます!お礼遅れてしまい申し訳ありませんでした!これからも頑張ります。 (2017年5月28日 22時) (レス) id: 9d30e55e48 (このIDを非表示/違反報告)
ももいちご。(プロフ) - 少しずつ入れていくといいのかもしれません。あと、擬人法もあったほうがより味のある小説になると思います!! このくらいのアドバイスしか出来ませんが、これからも更新頑張ってください(´˘`*) (2017年5月8日 22時) (レス) id: ade25ba987 (このIDを非表示/違反報告)
ももいちご。(プロフ) - イベント参加ありがとうございます! あんスタは友達が好きなので少しは分かりました! 面白かったです! 1つアドバイスさせていただくならば「情景」が物足りなかったかな…と。しかし入れすぎてもこの小説の雰囲気を壊してしまうので、 (2017年5月8日 22時) (レス) id: ade25ba987 (このIDを非表示/違反報告)
柊葉 美恋(プロフ) - 日向サクさん» コメントありがとうございます!背後からギュは王道よね〜。期待に答えられるよう零が登場してくるところを増やして行きます!これからも宜しくお願い致します! (2016年10月19日 18時) (レス) id: 9d30e55e48 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:柊葉 美恋 | 作者ホームページ:(*/□\*)  
作成日時:2016年10月10日 15時

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