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第2章 ページ32

決して、そういう方面の話ではなかった……と思うのだが。って、あれ?どうなんだっけ。
自信なくなってきたわ。

とりあえず、軽く謝っておく。

「凛月、椚先生に遅れそうだって連絡してくるから、着替えてろよ〜」
真緒くんがスマホ片手に部屋を出て行った。
すると、ゆーっくりと凛月はベッドから起き着替え始める。
それを見てから、
「零、助かったよ。ありがと!」
と、零の方へ向き直りお礼を言う。
「いいんじゃよ。じゃあ、我輩もそろそろ準備をするか」
にこりと笑い、部屋から去っていく。

よしっ、私も外に出るか!
「私、下、降りてるね」
そう声をかけ、ドアノブに手を掛けた。
その時に、『はーい』とゆるい凛月の声が聞こえた。






朝から時間が経ち、イベント会場の港町にやってきた。

楽しみ!本当、楽しみすぎてっ!
顔が緩みそうなのを抑えながら、真緒くんと凛月の後ろを歩く。


しばらくして、凛月が日傘をさしはじめた頃、真緒君が誰かを見つけて声をかけた。

「真!どーした、そんなところで座って?熱中症か?」

誰かは、真くんだったらしい。
こちらに気づき顔を上げた真くん。

「あ、衣更くん……と?Kinghtsの、朔間くん?」
声を挙げて、少ししてから
「あれ?あの時の……」と、私のことを見た。
一応、会釈をしとこーか。
と、会釈をしようとすると、
「うん……。『朔間くん』だと兄者とまぎらわしいから、凛月でいいけど。……知ってるの?」
凛月が言葉を返してから、そう尋ねた。

「あー、うん。真緒くんに家まで連れてきてもらったじゃないか?そのときちょっと顔を見たくらい?」
微妙な答えを返す。てか、私、語彙力ない?
絶対わかる気がしな……
「へえ」
くなかった。凛月が納得したように言ってからなんか、あれやこれやお話が始まったというかなんというか……
説明が少し大変なんで、内容だけ説明しちゃうと道がわからなくて迷っちゃったから一緒に行こうってなったよ。

凛月の真緒君への甘えようはすごかったね。

ってことで、今は私を入れた4人で歩いているのだけれど……

ゆうくんとせないずの話が始まっておりやすね〜。
ほんと、私空気なんだけど……ま、学校のこととかだろうし関係ない!

言っちゃえば、内容知ってるし。
あれでしょ。「死ぬほど愛情を与えられて〜」のやつでしょ?
あとは、その少し前に凛月が真緒くんを介護士に向いてるとか。

わかるから、まあいいんだよ。

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ももいちご。(プロフ) - 柊葉 美恋さん» いえいえ! 頑張ってください(^^♪ (2017年5月28日 23時) (レス) id: ade25ba987 (このIDを非表示/違反報告)
柊葉 美恋(プロフ) - ももいちご。さん» 擬人法と情景ですね…ありがとうございます!お礼遅れてしまい申し訳ありませんでした!これからも頑張ります。 (2017年5月28日 22時) (レス) id: 9d30e55e48 (このIDを非表示/違反報告)
ももいちご。(プロフ) - 少しずつ入れていくといいのかもしれません。あと、擬人法もあったほうがより味のある小説になると思います!! このくらいのアドバイスしか出来ませんが、これからも更新頑張ってください(´˘`*) (2017年5月8日 22時) (レス) id: ade25ba987 (このIDを非表示/違反報告)
ももいちご。(プロフ) - イベント参加ありがとうございます! あんスタは友達が好きなので少しは分かりました! 面白かったです! 1つアドバイスさせていただくならば「情景」が物足りなかったかな…と。しかし入れすぎてもこの小説の雰囲気を壊してしまうので、 (2017年5月8日 22時) (レス) id: ade25ba987 (このIDを非表示/違反報告)
柊葉 美恋(プロフ) - 日向サクさん» コメントありがとうございます!背後からギュは王道よね〜。期待に答えられるよう零が登場してくるところを増やして行きます!これからも宜しくお願い致します! (2016年10月19日 18時) (レス) id: 9d30e55e48 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:柊葉 美恋 | 作者ホームページ:(*/□\*)  
作成日時:2016年10月10日 15時

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