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第1章 ページ19

「とりあえず、我輩はもう一度眠るとするかのぉ〜」

そう言い、自分の部屋へと消えていく零。

学校いかないの?練習とかあんましないのは分かるけど……さぁ。
零を見つめ少し首を傾げる。

ふと、
「永遠に寝てたらいいのに」
と、隣からボソッと聞こえた。凛月の声。

う、うん。気にしないでおくよ。
なにも気にせずに私は
「凛月は夜寝た?」
と、尋ねた。


「兄者と起きてるなら……と思って寝た。
でも、どれだけ寝ても眠いや〜」
凛月はあくびをしながらそう言う。

そんなに眠いもんなのか?
と、疑いたくなるけど人間とは違うもんね。

吸血鬼だし……?
でもさ、本物?手紙で聞くか?
でも、使い過ぎると無くなんな。
スマホのメールでもいいんだっけ?

よし、2人が居ない時に聞こう。
と、さりげなく決めた。


「ふーん。私下行くね」
眠たげな凛月にそれだけ告げて下に降りる。
凛月は、また部屋に戻ったらしい。

兄弟そろってやる事が同じ。
やっぱ、兄弟ですねー。





と、少し騒がしい朝であった。





スマホを開き時間を見ると【12時5分】。
部屋で勉強をしていたらいつの間にか昼頃になっていた。

朝もあれから色々あって……まず、凛月を迎えに真緒君きたでしょ?
そしたら、零もなぜか凛月と学校行って。
まあ、その時がちょっと一番面倒だったハズ。


朝のことを少しだけ思い出して苦笑してしまう。
もう、笑って済ませるしかないよなー。
なんて思いながら、一旦休憩することにした。

背伸びをして、机に伏せる。
何もすることがない。

お昼は……お腹減ってないから要らないし、でも疲れたし……

と、悩みに悩んで

『とりあえずまあで、散歩に行こう!』と言う結論が出た。


そうと決まれば、早く外へ!と行きたいとこだが、手紙にあった『年齢、性格は変わらない』を思い出して、紫外線対策で日焼け止めを塗る。
日焼け止めは、クローゼットの中ではなくて学習机の上に置いてあるのを見つけた。
日焼け止めを塗り終わると、UVカットのパーカーを探してそれを着る。
そして、玄関に降りて1つだけ傘立てに入っている日傘を取り出して……。


あ、ここまでやるのには、理由があって。
性別が変わらないなら身体本体が変わらないってことじゃん?肌も変わらないじゃん?

だとすると、私の持っている“紫外線アレルギー”が変わらずあるんだよ!
そうなると、私、死ぬから!

って、ことでここまでやるの!


「よし」
準備完了!ということで早速外へgo

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ももいちご。(プロフ) - 柊葉 美恋さん» いえいえ! 頑張ってください(^^♪ (2017年5月28日 23時) (レス) id: ade25ba987 (このIDを非表示/違反報告)
柊葉 美恋(プロフ) - ももいちご。さん» 擬人法と情景ですね…ありがとうございます!お礼遅れてしまい申し訳ありませんでした!これからも頑張ります。 (2017年5月28日 22時) (レス) id: 9d30e55e48 (このIDを非表示/違反報告)
ももいちご。(プロフ) - 少しずつ入れていくといいのかもしれません。あと、擬人法もあったほうがより味のある小説になると思います!! このくらいのアドバイスしか出来ませんが、これからも更新頑張ってください(´˘`*) (2017年5月8日 22時) (レス) id: ade25ba987 (このIDを非表示/違反報告)
ももいちご。(プロフ) - イベント参加ありがとうございます! あんスタは友達が好きなので少しは分かりました! 面白かったです! 1つアドバイスさせていただくならば「情景」が物足りなかったかな…と。しかし入れすぎてもこの小説の雰囲気を壊してしまうので、 (2017年5月8日 22時) (レス) id: ade25ba987 (このIDを非表示/違反報告)
柊葉 美恋(プロフ) - 日向サクさん» コメントありがとうございます!背後からギュは王道よね〜。期待に答えられるよう零が登場してくるところを増やして行きます!これからも宜しくお願い致します! (2016年10月19日 18時) (レス) id: 9d30e55e48 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:柊葉 美恋 | 作者ホームページ:(*/□\*)  
作成日時:2016年10月10日 15時

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