異国の地で運命に巡り合えた話

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.所属チームなどをここから正常に戻します。10話くらいの文も修正加えています。混乱させたらすみません






ーー2017年12月



10月にイタリア ラティーナと二度目の契約をした祐希
リーグ最初からの参加を強く希望した彼の思いが伝わり、笑顔でシーズンを迎えることができたみたい。



しかしまだ現役大学生。
大学でも大事な試合がある為、試合に出場するために一時帰国したりもあった



そんなバタバタな年末。
私はクリスマスムード漂う街を車で走り、マイペースな彼と彼の自宅にいた



「準備できた？」

「まだー。…あれ？財布どこ」

「えっ？！」

「…あ、あった笑」

「よかった！…あの、服、着よっか？」

「まだ髪乾いてないから無理」

「なら乾かそ？」

「まじ？ありがと」

「やるとは言ってないけどね」




彼が所属するチームのクリスマス会が開かれるらしく、そこに何故か私も招待された

祐希が私の存在をチームに話した、っていう経緯もあるけれど…



「アンナさんは？こないの？」

「彼氏とクリスマスパーティーだって」

「あぁ、まじか笑」



アンナが私の存在をパパに伝え、チームに広がっていった感じ100%

写真や文章という感じで世に出回ったりはしていないが、チームメイトには私がはっきりと認識されているみたい




とにかくマイペースな彼。

逞しい身体を見せびらかすようにパンツ一枚でウロウロする祐希

そんな姿は見慣れ…るわけもなく、彼の気配から目を背けるようにキョロキョロしていた




「…いっか、これで」

「服着た？」

「うん」

「祐希あのさっーー…！！嘘つき！！」

「チョロっ笑 まじいい加減見慣れたら？笑 毎回顔赤くされるといじりたくなる…もしかして狙ってる？笑」

「狙ってない！本当に服を着て…」

「はーい笑」



…もう、心臓に悪すぎます




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