アイドルやめて、俳優になりました３ (ページ35)

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…だって、さページ35

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「じゃーな」

重岡「おう！またなぁー」

しげと飯を食い、散歩がてら歩いて帰る夜の道

静かな空気には足音が３つ

俺と、あと２つ

「ーーなんっすか。怖いんですけど。

…中間さん、ですよね」

ハットを被った中間さんと、もう1人は多分桐山さん

あんまり話したことがない関西ジュニアを引っ張っていた2人が、俺に何の用？

桐山「…店、入らん？知り合いの店あんねん」

中間「そこでちょっと、話したい事あって」

…まぁ、内容は大体わかるし大人しく付いていった

中間「ーー単刀直入に言うけどさ。し「しげと関わるな、でしょう」…ははっ、わかってもうてるなら話早いやん」

桐山「俺ら今、やっと波に乗り始めたところやねん！今が大事やねん！！同じ業界におったらわかるやろ？今スキャンダルはマズイっていうか…」

中間「もうさ…しばらくしげと会わんとって欲しいねん」

「…なんで俺に？しげにそう言わないんですか？」

中間「言うてあいつが言う事聞くとは思えへんからアンタに言うてるんやんか」

桐山「何が理由で事務所辞めたかは知らん。でも、これがマスコミにでもバレたら終わりやで？俺らも自分も」

中間「なぁ、わかってや」

「…俺が身を引いて、いい方に転ぶのなんてただの想像ですよね？
しげ、多分黙ってないと思いますよ」

中間「…でも、絶対わかってくれる」

「……グループやってる割に、メンバーの事なんもわかってないんですね。

とりあえずわかりました。距離取ります

俺もしげを道連れにして落ちる気ないんです」

桐山「…ごめんなぁ、こんな事頼んで」

「失礼します」

しげ…怒るだろうなぁ

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