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「翔大くんは？」
「翔大はその強盗に襲われた。あいつ、催眠ガスが効きにくい体質らしくてね。様子を見に行ったら、そのときに。」
「そんな、ことって。」
呪術師が同僚を亡くすことなんて珍しい話じゃない。
私だって何度か経験している、だけど彼は窓だ。私たちよりはそういう目に合う回数は少ない。さぞ怖かったことだろう。
それを考えただけで、胸が痛い。
ふと時計に目を移すと、もうそこそこいい時間だ。
「悟くん、皆を送ってあげて。悠仁も。」
「Aは？」
「私は大丈夫。もうすぐ恵も来る頃だろうし。」
「そう。明日からここは警察の現場検証に使われるから、しばらくはホテル暮らしだね。いい？」
「うん、分かった。」
「手配は僕の方でしておくから。また恵にでも伝えて奥よ。僕らも今日はそこで止まるから、安心してね。」
話したいことは山ほどある。帳のこともそうだ。
だけどいまはまず彼らの安全確保が第一優先。
それは悟くんも分かってくれてるだろうから、それなりの対策は取ってくれると思う。
それに朝になればとりあえずは安心できる。朝は呪霊が活発に活動できる時間ではないからね。
「じゃあ行こうか。」
「でも、森本が、」
「Aなら大丈夫だから。それじゃあ行こうか。」
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shinox2(プロフ) - 更新ありがとうございます！！ (2021年10月6日 0時) (
レス) @page31 id: 947326f28f (このIDを非表示/違反報告)
ハナ - すいません誤字ってしまいました...これからも頑張ってください！ (2021年8月14日 14時) (レス) id: a20e372e06 (このIDを非表示/違反報告)
ハナ - 前回の作品から来ました！めっちゃ続き楽しみです！これからも頑張ってくださ！！応援してます (2021年8月14日 14時) (レス) id: a20e372e06 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：巫女@桜 | 作成日時：2021年8月13日 0時
