やっと、 ページ49
部屋に帰ってくると、俺は障子を閉めてすぐに座り込んだ。
「一体…どうなってんだ…。」
右手で髪をくしゃっ、と掴み下を向く。
もう少しで思い出せそう、だけど何かが引っかかってて分からない。
記憶の中にいるあの女の人の顔には靄がかかってて見えない。
俺ァ、どうしたらいいんだ…?
「沖田さん。」
「っ、?!」
この声は、お咲?何でよりによって今なんだ。
「土方さんから聞きました。体調が悪いんですよね?大丈夫ですか?」
「っせェよ、喋りかけんな。」
今は、この混乱している頭をどうにかしたくて取り敢えず一人にして欲しかった。
まあ、諦めて帰ってくれるだろう。
そう思っていたけど____
「何があったんですか?」
お咲は、動かずに俺に話しかけてきた。
顔を障子の方へ向けると、お咲のシルエットだけが映っていた。
あれ、この状況何処かで…。
「沖田さん、なにか悩んでるなら相談してほしいです。貴方はまだ私のことなんて信用してないかも知れませんが…。」
・
「私は、あなたの力になりたい。」
『沖田ー?見廻り行こう!』
『沖田だと、安心して背中が預けられる。』
『沖田ー、団子屋行こう!!』
『へいへい。ったく、どっちが年上か分かりやしねーな。』
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ふー - 面白いです!更新頑張って下さい!後名前変換が途中で出来ていないところがあります。面白いので期待しています!これからも頑張って下さい! (2017年12月30日 17時) (レス) id: edcc26f827 (このIDを非表示/違反報告)
巫女@桜(プロフ) - 塩さん» ありがとうございます!更新頑張ります! (2017年12月24日 17時) (レス) id: 33d27005e4 (このIDを非表示/違反報告)
塩(プロフ) - 先がとっても気になります!更新楽しみにしてます! (2017年12月23日 21時) (レス) id: 96f7dda77e (このIDを非表示/違反報告)
巫女@桜(プロフ) - 金太郎さん» ありがとうございます!頑張ります! (2017年11月26日 7時) (レス) id: 33d27005e4 (このIDを非表示/違反報告)
金太郎(プロフ) - 面白いです!更新頑張ってください(^-^) (2017年11月26日 6時) (レス) id: 5319d2ceb9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:巫女@桜 | 作成日時:2017年4月9日 22時